コモドドラゴンの食事は残虐である。
シカやイノシシやヤギにサルなどを、生きたまま食べてしまう。
YouTubeでの映像で何度か観たのは、
コモドＤに生きながら、腹を引き裂かれ内臓を喰われる獲物。モザイクされるほどの光景である。
もっともコモドＤだけじゃない。
ライオンやトラなど肉食動物も同じ。とどめを刺すこともあるが、獲物が生きている内に食べ始めることが多い。
ハイエナやリカオンなど、比較的小型の集団で狩りをする肉食動物の食事シーンは、特に惨忍で見るに耐えれないこともある。
なんて残虐でヒドイことをするんだろ…
現代の人間に生まれてよかったよ。そんな風に思ってしまいます。
もちろん人間も残虐なことをしている。
ブタやウシにトリなどの家畜を、日常の食事として普通に食べている。
そんなことなどつゆ知らず、家畜たちは生まれてからずっと、狭い部屋の中でエサをたっぷり与えられ、ある日トラックに乗せられ、工場にて殺されて肉の塊となる。
釣りなんかもそうである。
針に引っ掛けられて、海や川から引きずり出されて、真っ暗な氷の世界へ放り込まれる。理由も分からず後は死を待つのみ…
魚にとっては無慈悲な蹂躙である。
でも残虐行為という気はあまりしない。
魚にしても家畜にしても、とどめを刺してから食べているからである。
そりゃあ、ジビエ系のシカやイノシシの解体シーンはえげつない。でも殺してからだし。
そう思い込む… かな。
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