大型の店舗やコンビニなどには、
必ず障害者用駐車スペースがあります。いつもは空いていることが多い。特にコンビニ。

そこに停める健常者の車。
たまに見かける光景です。

私は交通誘導警備員。
イベントの駐車場の現場などでは、この障害者用駐車スペースを巡る攻防戦が勃発します。

特に年配の方(を含む)が停めたがる。
「90過ぎてるのがいるから障害者みたいなもんじゃ!」とか言われると仕方ない。

でも原則としては、障害者のマーク付きでないと駐車はできません。

ヒドい場合はオチャラケた改造車に乗った若人が「障害者なんすけど!」とか言う。

こんな時は触らぬ神に祟りなし。大きな声で「はい!どうぞ〜」と言うしかない。

障害者(を乗せた)の車でも厄介である。
案内する手間もあるが、障害者用スペースに空きがなくなると、対応した警備員がネチネチと文句を言われる。

あ〜面倒くさい。
でも『それが仕事』なんですけどね。


そんな感じで仕事の関係上、障害者用駐車スペースに苦労している私。

でも気持ちも分からなくはない。
特にコンビニで駐車場がいっぱいだと、空いてる障害者用スペースに停めたくなる。

ちょっとだけ… すぐ出るから…

イベントの駐車場警備などで、私がよく言われるセリフが頭を過ぎる。

でも今までもこれからも、私が障害者用スペースに車を停めることはないだろう。

それは正義感?常識?仕事上の経験?
それもあるにはあるが、一番の理由は私が将来障害者になりたくないからである。

誤解を招かないように…

生まれつき、もしくは障害者になってしまった方は仕方がないと思う。

でも仕事上の経験から、
健常者なのに、無神経に自己中心的に、障害者用スペースに車を停めるような人は、将来障害者になりますと宣言しているようなものだからだ。

根拠は全くありません。
でもそんな気がします。だからこんな人が少なくなって欲しいと願っています。