※2009年雑貨屋代替を除く2001年~2017年の16回3着内馬48頭。
※○○系保持馬→父、母父、母母父が○○系。父母父や母母母父は含まず。


血の傾向①/Roberto、Grey Sovereign、Nijinsky
 過去16回で、Roberto系、Grey Sovereign系、Nijinsky系のいずれかを保持する馬が1~3着しなかったのは2014年の1回だけ。Roberto系保持馬の3着内12頭、Grey Sovereign系保持馬は9頭、Nijinsky系保持馬は11頭。今年はGrey Sovereign系保持馬不在。Roberto系保持馬6頭、Nijinsky系保持馬1頭→ブラックバゴ。

血の傾向②スタミナの血
 角4の芝2000㍍はそもそもがスタミナ血統向き(角4は息が入りやすいとか、器用さが重要などという競馬マスコミがなんの検証もなしに垂れ流すデマに惑わされないように)。洋芝ともなると尚更。道悪になるとよりスタミナ寄りのレースになる。重の昨年は父Sadler's Wells系のルミナスウォリアーが5番人気で勝ち、ダート的パワー型フジキセキ産駒にして母母父にDictus(サッカーボーイに繋がる血を持つ)のタマモベストプレイが14番人気2着。稍重の一昨年はステゴ産駒の1着3着で、2着は母父が“雨のFrench Deputy”のケイティープライドが13番人気2着。当日降雨予報の今年も道悪が予想される。昨年、一昨年の結果は参考になる。古い例だが、良発表でも雨が降っていた2001年は父Sadler's Wells系が14番人気と10番人気で2着3着している。今年は父Sadler's Wellsはいないが母父Sadler's Wellsが1頭、母父French Deputyが1頭いる。→クラウンディバイダ、カデナ。