第1回東京5日目11R バレンタインS(ダート1400㍍/サラ4歳以上OP/別定) 馬場予想/稍重~重

 取分ダート1400㍍で最重要の血はBold Ruler、次にRoberto。東京ダート1400㍍のオープン戦全18レース中、Bold Ruler系保持馬、Roberto系保持馬が共に馬券に絡まんかったレースは4レースだけ。18レースの3着内馬54頭中Bold Ruler系保持馬13頭、Roberto系保持馬13頭。3着内の約半数がBold Ruler系かRoberto系の血を父か母父、母母父に持っている。今回の該当馬は以下の通り。

Bold Ruler系保持馬
⑤レッドゲルニカ(父カジノドライヴ)
⑦スピーディクール(母母父Slewpy)
⑫ラインシュナイダー(母母父Exuberant)
⑬イースターパレード(母父A.P.Indy)

Roberto系保持馬
⑨ブラゾンドゥリス(母父マヤノトップガン)
⑪サノイチ(母父Roberto)
 
注目は⑤レッドゲルニカと⑦スピーディクール。穴は⑪サノイチ

⑤レッドゲルニカ
 母母父にIn Reality系。東京1400ダートの鬼タールタン、グリーンチャンネルC①、霜月S②のグレイスフルリープが母母父In Reality系。母父はPoint Givenの父Thunder Gulchはグリーンチャンネル①、根岸②のサンライズノヴァの母父。母方の血も抜かりなし。東京1400ダ道悪の複勝率5割超のカジノドライヴなら馬場悪化も追い風になる。レッドゲルニカ→◎。

⑦スピーディクール
 父49er系にしてBold Ruler系保持。昇級戦やが49er系は相手強化や昇級戦で人気が下がった時が買い。49er系のヤンチャ度が良い方に出るのはこういう時。サウスヴィグラス産駒はオープンの東京1400ダ未勝利なぶん対抗とする。⑦スピーディクール→○。
 
⑪サノイチ
 前走霜月で穴を開けてしまったので大穴とまでは言えんが、父49er系にして母父Roberto系なら二匹目のドジョウ期待できる。前走3着を軽ハンデの大駆けと決めつけて切ると、来た時の後悔は計り知れんので是非とも馬券に入れておきましょう。

追記/1番人気予定の昨年2着馬ベストマッチョ。東京1400ダで準オープン2勝も東京1400ダ。条件ベストやが、父が異系(Himyar系)なだけに過度の信用は禁物。▲までの扱いで宜しいかと。