1つ前の記事、間違いを修正しました。狙うべき血を4系統から3系統に。グレイソヴリンは省きました。依って該当馬からシャインアローも外しました。3系統になっても、2013年以降の函館芝1200㍍(1000万クラス以上)全18レース中16レースで3系統の血を持つ馬が1頭は3着以内に来ている、というのは変わりません。
 狙うべき血を持つ5頭の内、芝0ー0ー0ー10のエリモジパングは流石に買えません。9歳馬ダブルイーグルも洋芝のここ2走の内容から一変は望み薄。残る3頭の中から狙う馬を決めましょう。


クラウンディバイダ
父ダイワメジャー(SS系)
母父Sadler's Wells(サドラーズウェルズ系)※
母母父Dancing Brave(リファール系) 

コパノマーリン
父ヴィクトワールピサ(ネオユニ経由SS系)
母父Singspiel(サドラーズウェルズ系)※
母母父Warning(インリアリティ系)  

マイネルユニブラン
父スズカマンボ(SS系)
母父Olympio(ナスルーラ系)
母母父Roberto(ロベルト系)※


 狙うなら、父がネオユニ経由のコパノマーリンでしょうな。これまで、明らかに距離不足なマイルと1800ばかりに使われ伸び悩んでましたが、ここへきて漸く2000㍍に。牝馬限定の降級戦とは言え、タフな福島2000の厳しい流れを逃げて2着馬に3馬身差の圧勝。2000㍍への距離延長で持ち前のスタミナを活かすことができました。他馬のスタミナ切れを誘発することが難しい1800㍍では持ち味が活かすことができなかった。8つもの着外を記する前に、陣営はもっと早く2000㍍、或いはそれ以上の距離を試すべきだったと思います。尚、マイルでも先行できるスピードは、母父シングスピールがサドラーズウェルズ系でありながらも軽さとスピードも兼ね備えた万能型であることと、インリアリティ系の母母父によるものであると推察します。ルグランフリソンなど強力な同型がいるがスタミナは他の同型より上。展開重視の人なら差し馬に期待するレースだろうが競馬はそんなに単純ではないのです。

◎→コパノマーリン