淀…フェアリーSの反省を踏まえ京成杯はロベルトを信じて馬券を買う。

仁川…しかし、京成杯では言うほど馬券に絡んでまへんで、ロベルト系持ち。2001年からの集計で父ロベルト2頭、母父ロベルト系2頭、母母父ロベルト系1頭。

淀…フェアリーはもっと少なかったやろ。中山はロベルトやで。今開催の中山芝レースを見よ。距離問わず未勝利戦を除く芝レースで出走馬にロベルト系持ちがいるレースは14レース。その内ロベルト系持ちが3着内に来たレースは11レースもある。ロベルト系持ちが馬券にならんかった4レースに寒竹賞が入るがロベルト系持ちの出走馬2頭は共に地方馬で初芝やった。JRA所属馬に限ればロベルト系持ちが出走した13レース中11 レースでロベルト系持ちが3着以内に来とるということや。13 レースで馬券に絡んだ26頭中12頭が父か母父、母母父にロベルト系を持ってた。ロベルト系が馬券に絡まんかった2レースに出走したロベルト系持ちは3頭やが内2頭はダート馬や。

仁川…なんで未勝利戦は除くんや?

淀…生涯勝てん馬を含めた数字は精度を欠くからや。

仁川…新馬戦も同じやないかい。

淀…新馬戦は血のトレンドを反映しよるから入れといた。因み今開催の中山芝の未勝利戦は5レースあったが2レースでロベルト系持ちが馬券に絡んどる。

仁川…ロベルト系でも目立つ系統は?

淀…よう訊いてくれはった。馬券になったロベルト系持ち12頭の内訳→ブライアンズタイム系持ち4頭、リアルシャダイ持ち2頭、シンクリ持ち1頭、ダイナフォーマー1頭、サンシャインフォーエヴァー1頭、シルヴァーホーク系3頭。未勝利戦を入れたらシルヴァーホーク系は5頭になる。

仁川…京成杯、シルヴァーホーク持ちが1頭おりまんな。

淀…おるやろ。◎はそいつで決まりやで。