仁川…コースが改修されて2回目の宮記念。『馬券になる血』はどないして見つけまっか�

淀…スピードとパワーだけやなく底力の必要なコースやないかと思いまっさかい、そんな血を持つ馬を狙いますわ。底力と言えばリボー系

仁川…スプリントでリボーでっか

淀…リボー系はスタミナだけの血ではおまへん。大レースで必要な底力を供給する血なんでおます

仁川…昨年勝ったカレンチャンはクロフネNG(トニービンNGマルゼンスキー)でっせ

淀…改修初年度の昨年は雨が多かったこともあって芝が異常に重かったからや。父デピュティミニスター系NG母父グレイソヴリン系のカレンチャンには絶好の舞台やったんや。1年経って時計は昨年より速くなっとる。まぁ、それでも他場に比すれば力の要る芝でっさかいデピュティミニスター系やグレイソヴリン系の血は有効ではある。中京1200芝の種牡馬リーディングの2位3位にアドマイヤコジーンとクロフネが来とるくらいやから

仁川…ほな、『馬券になる血』はデピュティミニスターとグレイソヴリンでええのと違いまっか

淀…コースの種牡馬リーディング上位の父系を『馬券になる血』とするのは脳がないで。昨年、GⅠではアテにならんスピード一辺倒種牡馬サクラバクシンオーを父とするダッシャーゴーゴーが3着ロードカナロアとハナ差の4着やった事は重要や。ダッシャーは母母父がリボー系でおます

仁川…ロードカナロアも母母父リボー系でんな

淀…最初のコーナーまでが短いから好位を取れるだけのスピード。直線の急坂を上りきるパワー。坂を上りきってからの平坦200mでのスピード、或いは決め手を保証するスタミナ。この3つが必要な中京1200は最もタフなスプリント戦になるのでおます。そこでの頂上決戦で最後にモノを言うのは底力でおます。『馬券になる血』はリボーでおます。母母父にリボー系を持つロードカナロアは鉄板でおます。相手筆頭はダッシャーゴーゴー。昨年の3着馬、4着馬が今年の1着2着になるのでおます