淀)やっぱり根岸はセントサイモンや

仁)どないしたんや
淀)予想の段階でもっとよく調べるべきやった
仁)そやからどないしたんや
淀)勝ったセイクリムズンの母系。母父サウスアトランティックの母父はリボーや
仁)それは予想の段階で聞いた
淀)それだけやなかったんや。セイクリムズンの3代母ヤマトテッセンの父がプリンスビオ系のムーティエでその父シカンプルは母父もセントサイモン系なんや。それに4代母ヤマトサクヤの父がヒンドスタンや
仁)セイクリムズンから言うたらどうなんねん�
仁)セイクリムズンの母母母父がプリンスビオ系で母母母父母父がセントサイモン系で母母母母父がヒンドスタン
仁)メッチャ遠いし
淀)リボーにヒンドスタン。それにプリンスローズ系のプリンスビオ。母系に重層的に連なるセントサイモンの血脈を持つセイクリムズンということや
仁)コジ付けっぽいな
淀)これを“コジ付け”とか“後付け”と捉えるか“血統的裏付け”と捉えるかは自由や
仁)セイクリムズンの父系についてはどないやねん�
淀)ミツアキサイレンスを出しとるやないかい。予想談義でも言うたけどミツアキサイレンスの母母父がリボー系や。母系にリボーの血を持つエイシンサンディ産駒はダートのA級馬となる
仁)そういう事にしとこ。
2着はシンボリクリスのダノンカモン。君は「東京ダート1400はロベルト系のコースやない」と言うてたが
淀)東京ダート1400はブライアンズタイムの得意コースの1つに上げられるけど、それは下級条件もひっくるめての話や。重賞となると狙いはグンと落ちる。ブライアンズタイムとシンボリクリスエスじゃ少し違うが種牡馬としてはよく似ている。シンボリクリスエスはブライアンズタイムの歩んだ道を歩みつつある。ダノンカモンの場合は母父オジジアンの影響が強いように思う
つづく