コルナゴ | Masahiro Yamazakiのブログ

コルナゴ

実力のなさをバイクのせいにするわけではないけれど、やはりバイクの性能は大事なのだと、先日のトライアスロンでトランジションエリアを徘徊している時に思った。TTbikeのframeもgear systemもseatもhandleもwheelもbottleもpedalもすべてにおいて軽量化と空気抵抗低減の対策がなされているマシーン群を見てしまうと、骨董品のような8年落ちのCORNAGOエントリーモデルから漂う丸腰感、無対策感がどうしても目につく。そのような実態を目にすると即座に脳内会議が行われて「バイクの性能よりも乗り手の性能を上げた方が手っ取り早い!」「バイクを1キロ軽量化するよりも乗り手がダイエットして1キロ痩せろ!」という肉体改造派に押し込まれてしまうのが常なのだけど、あれだけのTTバイク群を見せつけられた後では機材拡充派もこれまでのように大人しくしてはいられなくなり、いつもより強い口調で反論することになる。ひとしきり自論の意義と必要性を主張した機材拡充派が恐る恐る視線を向ける先にいる財務大臣はといえば、腕を組んで目をつむったまま口を真一文字に結び、面白くなさそうに、というよりかはほとんど興味なさそうに議論を聞いている。そんな財務大臣を揺り起こして意見を求めても答えは決まりきっているので機材拡充派の声は次第に小さくなり、席からはヒソヒソ話しか聞こえてこなくなる。すると肉体改造派の中でも穏健で老獪な議員が、機が熟すのを見計らっていたようにすっくと立ち上がり、「ま、平地無風100kmをave32km/hで巡行できるようになったらもう一度考えませんか?」という鶴の一声を発して議論はお開きになる。はずだったが、急進化した機材拡充派の一部若手議員達が軍部と結託して暴走し、議会の承認を通さずに新しいbinding pedalを購入するという暴挙に出る。気がした。