沖縄シュガーローフの戦い | Masahiro Yamazakiのブログ

沖縄シュガーローフの戦い

沖縄戦における激戦地、シュガーローフヒル(那覇市おもろまち一丁目六番地)での戦闘のアメリカ側の記録です。


シュガーローフと連携する3つの日本軍陣地は、極めて狭い範囲に陸海空の全てから攻撃を受けたにもかかわらず1週間持ちこたえ、シュガーローフは11回も日米の持ち主を変えたと言います。


日本軍が全滅したため、戦闘の様子を知るにはアメリカ側の記録に頼るしかありません。多くの米兵がどのように戦い、戦死していったのかが淡々と書かれており、その淡白さがむしろ戦闘の激しさを伝えているように思います。


日本軍の作戦は死ぬことが前提にあり、どれだけ多くの敵を道連れにできるかというものでしたが、米軍の作戦は生き残ることが前提であるため、負傷者に対する扱いが日本軍と全く異なっていました。


死を覚悟した軍隊と対峙する米軍の恐怖と怒りの中においては、通常の精神状態を保つことはできなかったと思います。本書では、いつ死んでもおかしくないという理不尽さと無力さに立ち向かう兵士達の姿が描かれています。


沖縄 シュガーローフの戦い―米海兵隊地獄の7日間/ジェームス・H. ハラス
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