子どもの「食」を考えるワークショップin福島市
(2013年1月14日~1月15日 開催)
報告書
【内容】
○水の安全性に関する専門家の講義
福島地方水道用水供給企業団 施設管理化 水質管理係 菅野様
○ワークショップテーマ「子どもの「食」への悩み」
・気になっているけど今更聞けないコト
・想っているけど言えないコト
・学校給食への不安 etc
グループ討論で出された意見は下記に詳細記載。
参加者:福島県内の保護者80名
「提案」
子育て世代が考える食品の放射線に対する不安払拭の為の施策
1.国の示す安全基準に対して、勉強する場・市民同士が議論する場・行政との意見
交換をする場の創出を求める。特に、学識経験者や専門家のみによる議論で、
常識として扱われている内容に対して、不安や疑問を抱いているケースがある。反証可能性を担保した対話が重要である為。
2.原発事故に起因する放射性物質が居住エリアの土壌・水(飲料・河川)・農産物に存在するのか?を理論値ではなく、きめ細やかな実測値によるデータの公表を求める。
特に、厚労省の示す「食品中の放射性物質の新たな基準値について」に記載の
Cs-134,Cs-137,Sr-90,Pu,Ru-106に関して、測定に時間を要するという理由での
未対応は容認はできず、実測に伴う理論値の相関を検証し、公表すべきである。
現状のままでは、理論値の証明が成されていないし、そのエビデンスも公になっていない為。
3.国が定める放射線測定に関しては、測定施設を明確にし、できるだけ一般市民にとって身近となるように努め、視察内を一般市民が見学可能とするオープンな対応を求める。
4.田畑の分析(土壌中の放射線量及び土壌分析(養分分析・物理的性質の分
析))に関する費用の扶助、データの公表、測定器拡充への支援を求める。
行政への不信感
「福島市は安全です」→結果として子どもが犠牲になる→こんな施策で復興はありえますか?
福島県や福島市に不信感があるので、全て信用できない感じがある
最初の国の隠蔽からはじまる不信感は拭えない
何故、ストロンチウムやプルトニウムを測って情報を提供しないのか?隠してる?
福島市は子どもを守る気があるのか?
放射線が高いまま放置されている現実
食」以前の問題
時間だけ経過して大きく改善してないのに無理やり震災前に戻そうとする。目先の復興しか考えてない
東電の賠償も今回で終わり。。。まだ何も解決してない
コストの問題と健康リスクのバランスをとっているのでは?
不安な想い
安心・安全宣言しているけど、どちらも実感できない。むしろ不安が募るばかり
放射能の怖さ。数年後どうなっているかわからない
万一、子どもたちが病気になったら、補償などでは済まされない。子どもに申し訳ない
問題が大きすぎて、親だけでは子どもを守れない。歯がゆい。悔しい
まだまだ先の事はわからない。大丈夫なのかもわからない。だからリスクを避け、守りながら暮らすべき
比較的低線量の場所に住むとなかなか声をあげにくい。周りの意識が低い
何が正しいのかわからない
勉強の場が少ない。(見あたらない)
毎日不満(不安)。どうしていいかもわからない。
いつも不安な気持ちがありストレスになる
手詰まり感がある
このままここにいていいのか?
震災前の普通の生活がしたい
もう頑張らないようにしている
身体で放射能を感じる。高いところは気になる
過剰な安全意識への疑問
保健師・養護教諭・議員の方々の認識がすっかり「福島は安全」となっており、逆に安心しすぎている
安心しすぎて子どもを守ることはできないのでは?
震災がなかったようなことになっていっている気がしてコワイ!
納得してないのになかったことにしてませんか?
放射能の怖さを過小評価している
放射能に関して、無関心・無知な人が多い。
風化させてしまった方がいい問題もある?
子どもへの対応
子どもには、最善を尽くして欲しい
大人が安全をアピールするのはいいが、子どもに強いるのは許せない
子どもを使って安全をアピールするな!
幼いわが子にどんな数字や基準の食品なら大丈夫!と言い切れないことがもどかしい
子どもが自分だけ違うのが嫌だ!という。同じ想いの仲間がいない
市民への周知と合意形成
国が示した安全が決定ではなく、それでいいのか?を考えられる時間が与えられていない
国・県は何が良くないのか?何に注意すべきなのか?を広く広報すべき
意見を言える人と言えない人がいる。小さい声を聞く仕組みが必要
何でみんなで話し合わないのか?そういう機会がないのか?
声を大にしても反映されないと思って諦めがある
心配していても反論できない
世代間の情報格差
安全基準について人によって捉え方が大きく異なる。
他県産を購入
福島県産・市産は購入しません
米・野菜は県外から購入
県外からの取り寄せは手間もお金もかかる
県外・遠方宅配で、家計を直撃
送料等の負担増加
食費がかさむ
食費が上がった。県内産を避けて関西のモノを買うとそうなってしまう。
震災前は実家や近所からもらえたが、今はなるべく遠いものを買っている。家計に負担が増えた
産地の改ざん等の心配
県外産を選んで買っているのに産地偽装の実態も。。。もうどうしたらいいのか