もりおか映画祭、あす開幕 陸前高田舞台の作品を上映

 盛岡市の映画館通りをメーン会場に18日から3日間、「もりおか映画祭」(実行委主催)が開かれる。ことしは、古里や人とのつながりを感じてもらおうと「幸せが待っている、3日間。」をテーマに、山田洋次監督の4作品を含む全13作品を4会場で上映する。
 初日には、山田監督作品に多く出演している女優倍賞千恵子さんが舞台あいさつする。オープニング作品として、東日本大震災で息子を亡くしながら、岩手県陸前高田市で農林業を営み懸命に生きる77歳の男性を追ったドキュメンタリー「先祖になる」(池谷薫監督、2012年)を盛岡で初上映する。
 岩手県八幡平市を舞台に倍賞さんが主演した「同胞(はらから)」(山田洋次監督、1975年)や、岩手県出身の菊地雄一さんが特撮監督を務めた「ULTRAMAN(ウルトラマン)」(小中和哉監督、2004年)も披露される。
 関連イベントとして、復興を願う言葉とともに岩手県宮古市の映画館に全国から寄せられた「黄色いハンカチ」1200枚を各映画館に展示する。
 池谷監督らのトークショーもある。実行委は「映画を立体的に楽しんでほしい」と話している。
 「先祖になる」は前売り券、当日券とも1300円。ほかは前売り500円、当日800円。連絡先は実行委事務局019(626)7538。