拝啓
初冬の候、山○千○様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
初めまして、陸前高田市立小友中学校の校長をしております加○清です。
この度、小友中学校の生徒のために、「本4冊、鉢植えの花5つ、白百合学園高校3年竹組の皆さんの寄せ書き」大船渡在住の土○尻○恵様(大船渡移動支援ボランティアチーム)が届けて下さいました。誠にありがとうございました。喜んで受け取らせていただきました。
贈っていただいた鉢植えの花は、正面玄関に飾って、登校してくる生徒たちを出迎えてくれています。また、竹組(白百合学園3年)の皆さんからは「皆、ひとりじゃないから、一緒に頑張っていきましょう!」「皆さんは、絶対に一人じゃない!いつでも、心はそばに一緒にいます。大丈夫一緒に歩んで一緒に喜びましょう」など、一人ひとりの優しさや温かな真心溢れる寄せ書きを送っていただき、ジーンと胸が熱くなる思いでいっぱいです。
早速、校舎内に掲示し全校生徒や職員にも紹介させていただきました。
あの日以来、生活が一変しました。美しく風光明媚な三陸の海岸が失われました。東日本大震災から、8ヶ月あまりが立とうとしておりますが、校舎の周りには、まだ瓦礫が残り、木枯らし吹く、寒くて辛い冬が巡ってきました。世間では、落ち着きと穏やかな日常が戻りつつある中、まだまだ取り戻せない過酷な現実があります。
しかし、今回、「津波風化防止運動 11・3 希望の日 Hope day」として、被災地、小友中の生徒たちを思う優しさや心遣いを大きな励みにし、前を向いて一歩すつ歩みを進めていきたいと決意を新たにしております。
私たちのことを忘れないで、気にかけ、応援してくれるたくさんの方々がいること、そして、見ず知らずの方々であっても、私たちと繋がっていると確信しております。
今、私たちがやることは、未来を見失わないで、夢や希望を持ちながら、毎日の学校生活を明るく生き生きと過ごしていくことだと思います。
末筆になりますが、山○千○様をはじめ「岩手沿岸の中高生女子に援助物資を届ける会」の会員の皆様、そして趣旨に賛同いただいたすべての方々からの励ましの言葉やお寄せいただきましたご厚情に対して、心より御礼申し上げ、ご支援への御礼といたします。
まだまだ、長い道のりです。どうか、末永いお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。
敬具
「岩手沿岸の中高生女子に援助物資を届ける会」
代表 山○千○様
小友中学校 加○清


