『降ったとしても小雨程度でしょう』
朝のテレビの天気予報を信じたのがマズかった
しっかりした大粒の雨に全身を濡らされた
自転車に乗ってイライライライラしながら家を目指していたら前から二人の小学生
二人とも傘を持っているのに……さしてない
大きな口を開けて空から落ちてくる雨粒を追いかけている
そうなのよ
雨に濡らされたぐらいでイライラしてちゃダメなのよ
空に向かって口を開けるぐらいの余裕がなきゃダメなのよ
童心を忘れちゃった自分を情けなく感じ
自転車をこぐスピードをちょっと落としてみた
雨の中 泥だらけになって遊んだ あの日
後ろめたさと得体の知れない楽しさが混じった時間
忘れちゃいけないコトは
忘れちゃいけないね。