『明けない夜はない』とか『雨はいつかあがる』とか言う人がいるけど
夜が明けるのを待てずに死んじゃう人もいるし
雨がやむのを待てずに死んじゃう人もいるから
軽々しくそんなことを言う人の事を、僕は「すごい」と感じる
この場合の「すごい」はもちろん、軽蔑の意味を込めての「すごい」
苦しんでいる当事者にとっては、夜は暗いし長く感じるだろうし、冷たい雨はいつまでもやまないように感じるだろう
「絶望的になっている人を励ましている自分」に酔いしれている人がいる
その苦しみに共感できるほどの経験をしていないのに、その苦しみに簡単に共感できちゃう人がいる
僕はそんな人を見ると「すごい」と感じる
と同時に
「すごい人にならないようにしよう」と強く思う。