なので、流通経済大学サッカー部 中野雄二監督の
【Jリーグ拡大路線と選手へのしわ寄せ】
という提言内容には うなずくばかりです
Jリーグはチーム数を増やしすぎた
「ものすごい厳しい基準」を設けているフリしてるけど、実際は「めちゃくちゃ曖昧な基準」でチーム数を増やした
その結果、プロの組織とは言えないチームにプロになる実力がない選手が集う「J3」ができた
環境面も待遇面も何から何まで「プロチーム」とは言えないのに、そのチームのことを「J3」と呼んでしまうから、高校生のアルバイト代よりも安い給料しか貰えない選手のことまでが「Jリーガー」ということになっちゃう
リーグの名称として「J」が付くから、同じ土俵でサッカーをしているような勘違いをする選手が後を絶たないのだけれど
実質的に見て、「J1」になれる組織は「J3」には存在しないし
「J3」からキャリアをスタートさせて「J1」まで行った選手は限りなくゼロに近い
ほとんどの人が、行き先のない「元Jリーガー」になってる
流通経済大学の監督さんみたいに、現実をしっかりと教えてくれる人ばかりだといいんだけど
『うちの大学に来ればJリーガーになれます』って言いたいだけの監督もいるから
気をつけないといけません。