体育館の半面を小学生のバスケットボールスペースにして
残りの半面で僕たちはバレーボールのゲーム
小学生たちはめちゃくちゃ走り回って笑い転げて汗だくになって遊んでた
指導者の「命令」があったとしたら、あそこまで「やりきる」ことはなかっただろう、と思いながら横目で見てた
一方、僕らのバレーボールゲームでは
コーチがずっとラインを踏んだりまたいだりしてサーブを打ってる
これ、全部アウトなんだけど、コーチ以外のみんなは気づいているけど誰もがそっとしておいてあげる優しい気持ちを持っていた
気づいていないのはコーチだけで
そのコーチだけが『よっしゃ勝ったー』とか言いながら目をつり上がらせてやっていた
「game」の意味を知らないのはコーチだけ
「必死になること」と
「夢中でやること」と
違いがわからないのはコーチだけ
汗だくになってる小学生と
優しくなった中学生
「夢中」になれるのはいいこと
「必死」じゃ見えないことがある
暑い夜に気持ちのいいトレーニング、なのでした。