「老子の言葉」に目が止まったワケじゃなく
「上善如水」という言葉に目が止まりました

もう30年近く前になるでしょうか
会社の先輩社員に連れて行ってもらったお寿司屋さんで、その先輩から『めちゃくちゃ美味しい日本酒があるから、騙されたと思って飲んでみろ』と言われて飲んだのが「上善如水」という名前の日本酒でした
そのお寿司屋さんでは、そのお酒をよく冷やして、ワイングラスに注いで出していました
それまでは日本酒など口にすることがなかった僕は、そのあまりにも飲みやすくて美味しい日本酒に心を奪われて……
その夜の記憶までいっしょに奪われてしまい、地下鉄の駅のベンチで眠っていました
上善如水
「水は他者と争ったりせず、高い所から低い所へと、自然のまま流れていく」
そんな意味さえ知らず、他者と争うような飲み方をしていました
あれから30年
いまだに「自然体で生きる」ことなどできず、自分を良く見せることにばかり気が向いているように感じます
意味を知った上で
上善如水、飲んでみようかな。