その象徴的なものが「テレビ」
父親が家に居る間、我が家のテレビは父親が選んだ番組意外は見ることができなかった
何かの都合で、父親がテレビのスイッチを入れない日は、我が家のテレビ画面は真っ暗なままだった
もちろん、子供である僕にテレビのスイッチをオンにする権限などなく
そんな日は当然、僕はテレビを見ることすらできなかった
そんな父親が好きだった番組で、僕もだんだん好きになっていった番組
「兼高かおる 世界の旅」
幼い僕に無理やり この番組を見せていた僕の父親はずっと前に死んじゃったけど
兼高かおるさんはまだ生きていたのか………
兼高かおるさんが亡くなったというニュースを見つけて父親を思い出す
幼い僕に「世界」を見せてくれていた父親
今なら素直に『ありがとう』と言えるけど。
