その山の高さに必ずしも比例しないと思ってます
多くの人は「富士山からの景色が一番」のように言いますが
僕は、五号目まで車で登って、ある程度整備された登山道があって、進む先を示す矢印が次から次に出てくる富士山山頂からの景色が「一番」だと思えません
山頂からの景色って、その山の高さが決めるものじゃなくて
山頂までの苦労が決めるものだと思っています
だから、たとえ名もない低い山だとしても
誰も登ったことがない、登山道も矢印も何もない山ならば
進むルートを自分で探しながら登りきって見る山頂からの景色は
富士山からの景色に負けないと思っているのです
「スポーツ」ってそういうことだと思っています
日本一高い山に登らなくても、自分で責任持ってチャレンジすれば、たとえ登る山が低い山でも日本一の感動ができるって
誰もが進む整備された道を何の疑いも持たずに矢印にそって歩くことがスポーツじゃないんだぞ、って思っています
だから、ウチのチームの子たちには、 "高さ" にばかり気が向く人になってほしくなくて
登る苦労を楽しめる人になってもらおうと思ってます
自分たちで進むルートを決めて
そのルートが間違っていたら戻って
またみんなで話し合って別のルートを探して
転んで間違って転んで間違って
苦労して苦労して登ることの楽しさを感じてほしい
そうやって登った山は、それがたとえ低い山だとしても山頂からの景色は必ず感動できる景色だから
スポーツの楽しさってソコだから
スポーツを楽しむってそういうことだから
頂上からの景色は、その山の高さとは比例しないんだよ
登るためにした苦労と比例するんだよ
どうせなら、誰も登ったことがない山に登ろうよ。