新から麗へ | flat3 football club 監督日記

flat3 football club 監督日記

街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。

仮病で休む者
家族旅行に出かけた者
まったく動こうとしない者
空気の抜けたボールを持参した者

一年前の明日、楽しむだけの合宿から戻った2年生が余りにもやる気が無さそうだったので、トレーニング中に帰らせた。

その日、ひとりだけ残った2年生が、まだ上手くリフティングができない1年生の相手をしてくれた。

1年生が蹴るあっちに行ったりこっちに行ったりするリフティングボールを落とさないように必死になって拾ってくれた。

スライディングをして膝から血を流して拾ってくれた。

その日から、その1年生のリフティングが少し変わった。
僕がどれだけ偉そうなコーチングをするよりも効果がある「教え」を受けたから、変わった。

その1年生が2年生になった

昨日、サッカー未経験の子の、あっちに行ったりこっちに行ったりするリフティングボールをスライディングしながら必死に拾い続ける彼の姿があった。

1年前と同じトレーニング場所で、1年前にやってもらったことをしっかりと誰かにやってあげる彼を見て、少なからずの感動をおぼえた。

僕が教えられる事など何もない。
ただ、彼らが遊び回れる場所の確保さえできれば、後は彼らが彼らの中で学び合って見習って成長していってくれる。

少しずつ少しずつ、子供たちの力で良いチームになっていければいいと思ってます。