でも、「自分さえ上手くなればそれでいい」かと言えばそうじゃない
自分が一生懸命取り組むことで、敵も味方もひっくるめて周りの人が上手くなることもある
「勝つため」だけの試合はプロの人たちにやってもらえばいい
中学生には「お互いを高めあう」試合があっていい
敵も味方もひっくるめて……お互い
子供の頃、プロレスが好きで、特にミル・マスカラスっていう名前の外国人覆面レスラーのことが大好きで夢中になって見ていた
大人になってから見るプロレスは、相手の長所を引き出す「お互い」にばかり目が行くようになった
子供の頃に夢中になったミル・マスカラスの "華麗な舞い" も、 "うまく受けてくれる" 相手がいてこそ成り立っていたことを知った
プロレスラーの人たちは、相手の技をうまく受けるために徹底的に身体を鍛える
相手の長所を引き出すために徹底的に身体を鍛えた後に、自分の短所を消すためのトレーニングをして、その後に自分の技を磨きながらまた身体を鍛える
だから成り立つ
僕が夢中になった頃のプロレスを、今 目の前にいる中学生に見てほしい
自分のための努力をするのは当たり前のことなんです。
そんなの誰だってやってる。
誰だってやってるけど、自分のことしか考えてないからサボるしダラダラやる。
でもそうなる前に、相手のためになる努力をしてる?
自分がもっと一生懸命やることで敵も味方も同じように上達するんじゃないの?
いつも誰かを意識しながら努力ができてる?
誰がお金を払ってるからボールを蹴れてるの?
誰を喜ばせるための努力なの?
キミは誰を感動させるためにやってるの?
ぜんぶ自分のため、だけ?
自分のためにしかならないことを自分のためだけにやってても、誰もキミの長所を引き出してくれないよ。
自分さえよければいい人は、リングの上に立てないよ。
