つかの間の帰国 | flat3 football club 監督日記

flat3 football club 監督日記

街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。

去年の5月10日『瞳』という題でブログを書きました

世界一周を目指して旅に出る青年について、です

その彼が、13ヶ月の時を経て無事に元気に、そしてその優しげな瞳にいっそうの優しさを増して戻ってきてくれました


『僕は中学時代も「感謝」は知ってました。親にも感謝してましたし。
でも……、今 感じてる「感謝」とあの頃知っていた「感謝」とは全然違う種類です』

ウチのチームの子供たちに何かを話してやってほしいとリクエストすると、彼は『感謝……ですかね、やっぱり』と言って話し始めた。

貧しい国の子供たちが何かを丸めてボールにした物を蹴っている姿を見た彼の目には、綺麗なトレーニングウェアを着て綺麗なシューズを履いて綺麗なサッカーボールを蹴っている日本人が『恵まれすぎている』ように見えたらしい。

優しく子供たちに語りかける彼の『恵まれすぎている』という言葉だけが急にコチラに向いているような気がして、背筋が伸びました。

やはり体験した人には勝てません。

また新しい旅の準備を始めるらしい彼
まだ若い彼の瞳がどこまで優しくなるのか
その優しい瞳は次にどんな人と出会うのか

彼の話を聞いていると、面白い本を読んでいるような気分になるから不思議です

まだまだ広がっていく物語をワクワクしながら読み続けたい気分です

ありがとう。