アタマを柔らかくする | flat3 football club 監督日記

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街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。

しっかりとした肩書きがある人が言ってる事を文字にした記事だから説得力があるのかもしれませんが、僕が子供の頃は家の近所に必ず子供たちを集めて遊ばせてくれる「おっちゃん」がいたものです。



ウチのチームには残念ながら「10歳までに」いっぱい遊んでない子が多いので、夏休みに "遊びに" 出かけます。

2週間以上遊んでばっかで全然サッカーボールを蹴らないので、『サッカークラブなのに……』って批判的な感想を持つ人もいるみたいですが、「アタマを柔らかくする」っていう目的が秋にははっきりと彼らの行動の中に成果として現れているので気にしません。



大阪では見たこともないような綺麗な水だけど、海は潮の流れが強くてとても危険です。

畑の間を通ってたどり着く誰もいない川で遊ぶのは楽しいけど、急に深みがあって溺れてしまうかもしれません。

テトラポットの隙間にいる魚を釣るのは面白いけど、足を滑らせたら取り返しがつかない事になります。

何メートルもある高さの飛び込み台から海に飛び込めばケガをするかもしれません。



「危険」と付き合って戻ってきた彼らの顔が "行く前" とは違う顔になっているから続けるのです。

「選手」を育てるのはヨソのクラブにお任せするとして、ウチは「人」を育てられるクラブでいたいと思ってます。

専門家の人は「10歳までに」って言ってるけど、僕は「15歳までは」遊ばせて「伸び代」つけて送り出したいと思ってます。