10年前に中学を卒業した部員たちの近況を知る。
彼らももう25歳。
中学時代に少しだけサッカーが上手くて、そのおかげで高校へ進めてそこでサッカーを続けられた子もいれば、自分で進路を決めて進んだ子もいる。
25歳の彼らをみて言えること。
15歳の時の「うまい」「へた」の評価など、その後の人生においてまるで何のアテにもならないということ。
アテになったのは取り組む姿勢。
周りの人へ挨拶ができて、上手くなるための努力を真面目に積み重ねた子は、たとえその時代に花が咲かなくても心配することはないということ。
それを25歳の彼らが教えてくれる。
改めて、"今" は取り組む姿勢にだけ目を凝らしていたい。
少しぐらい上手いだけで鼻を高くするヤツはその鼻をへし折ってあげて、周りへの感謝ができないヤツはそのボールをどこか遠くに放り投げてやって、上手くなるために真面目に努力を重ねるヤツはその才能の邪魔をしないように。
ボールを蹴るのが上手いヤツは世の中にゴロゴロいるけど、サッカーが上手いヤツは多くない。
ボールを蹴るのが上手いだけのヤツは社会に出ても役に立たない。
社会に出てから誰かの役に立てるのはサッカーが上手いヤツ。
その違いがわからない大人が現場にいるから子供たちが勘違いする。
勘違いする子供を増やす勘違いした指導者にだけはならないように、目を凝 らす。