器 | flat3 football club 監督日記

flat3 football club 監督日記

街の片隅で細々と活動しているU-15のサッカークラブでした。

できるだけボールを蹴らずにサッカーが上達する方法をさがしていました。

今は「教えない指導」「教えない教育」の布教活動中です。

お寿司屋さんで修業し始めて5年の人が店主から魚の買い付けを任された。

「店主からどんな事を注意するように言われてますか?」と聞かれたその人は

『いつも "魚を買ってこないで顔を売ってこい" と言われてます』と答えてた。

器の大きな店主だなぁ、と感心。

"客だから" という態度で、挨拶ができてなかったり謙虚さがなかったりすれば市場で顔は売れないから、そこんところをしっかり教えこんでるんでしょうね、普段のお店で。

「いい魚の見分け方」とか「買った方がいい魚」とかを教えるんじゃなくて、顔が売れれば市場の人たちがいい魚を売ってくれる事を知ってるし、そこをしっかり伝えたいんでしょうね。



気持ちがいい挨拶をやってれば、いろんな人がいろんなことを教えてくれるって信じてる僕も、子供たちとどこかへ出かける時は思ってます。

「ボールなんか蹴らなくてもいいから顔を売ってこ~い」って。

僕はお寿司屋さんの店主の百分の一くらいの器しかないから、説得力に欠けますけど。