やったことがない事をやるのだから、失敗して当たり前。
上手くやるための体験ではなく、母親の日常を知る経験をする遠征。
『手を洗いなさい』『シャワーを浴びなさい』と言ってくれるママは、いない。
シャワーを浴びている間に食事の用意をしてくれるママも、汚れたウェアを洗濯機に入れてくれるママもいない。
いつも自分が何かひとつの事をやっている間に、3つも4つもの事をして待っていてくれる母親の有り難みを少しでも知れれば。
朝から晩まで自分のことを考えて想ってくれる母親の存在を、その母親がいない場所で少しでも感じてくれれば。
夜7時から始まった大騒ぎは10時にようやく静まり、洗濯物は一応洗濯機の外に出た。
見た目だけは "食べられそう" な晩ごはんも出来上がった。
明日の朝は5時半に起きるのに洗い物が山のようになっている。
母親の愛を実感できれば、時間の使い方が学べる。
そんな遠征。

二日目の夜が明ける。