オートガイドソフトにiAGを使用していて、ウェブカメラとの相性の関係か、
私の保有しているWindowsXP以降のOSのパソコンでは動作しないので、
赤道儀のオートガイド用のパソコンとして、WindowsXPのネットブックを
使用していますが、赤道儀に自動導入機能を付加した関係で、
撮影中にパソコンで星の位置の計算などの必要があり、
Windows10のノートパソコンを購入しました。
今まで使用していたネットブックです。
画面が10インチで1.25kgです。
購入したパソコンです。
ドスパラのスリムノートPCで、画面が14インチで1.28kgと軽量です。
Windows10パソコンにWindowsXPを仮想OSとしてセットアップすれば、
iAGが使用できないかと、Oracle VM VirtualBoxをインストールして、
WindowsXPを仮想化してみました。
Windows10パソコンでWindowsXPが動作しています。
iAGをインストールしましたが、エラーが出て動作しませんでした。
諦めて、現在のフリーのオートガイドソフトのスタンダードであるPHD Guiging 2
をインストールしました。
以前、iAGと比較したときに、iAGの方が私には使いやすかったのですが、
仕方ありません。
オートガイダーのハードが市販品ではなく自作なので、設定などに
少してこずりましたが、無事動作しました。
インストールしたばかりで、使い方もあまり分かりませんが、晴れていたので
撮影してみました。
200mm望遠レンズで60秒露出です。
等倍画像です。
200mm望遠レンズの60秒露出ではきれいに点に写っています。
オートガイド用のステッピングモーターを自動導入用のモーターと一体構成にしてから
初めての撮影でしたが、まずまずです。
ただ、構成上ギヤが1枚増えた関係で少し問題があることも分かりました。
機構上の問題を対策して、自作のオートガイド装置との組み合わせで、
PHD Guiging 2 の最適な設定を見つければ、400mm望遠レンズでの撮影も
問題なさそうです。