SP赤道儀の自動ガイド・自動導入装置のハードウェアは

11月の上旬に完成していたのですが、色々と忙しくて

ソフトウェア作成の時間が取れず、1ヶ月近くかけてやっと完成しました。

 

1ヶ月近く前に完成していたハードウェアです。

 

とりあえずの確認は、スマホにインストールしていたVIXENの天体撮影支援アプリ

「Nebula Book」を使用しました。

 

スマホを赤道儀にセットしました。

 

アプリの画面です。

 

北極星付近の拡大画像です。

室内の磁気の影響か、北極星の方向が実際の方向よりもずれていますが、

仕方ないのでそのまま試しました。

 

方向の異なる以下のメシエ天体で自動導入を試してみました。

 

         赤経  赤緯 
M31     10.7    41.3
M38     82.2    35.8
M42     83.8    -5.4
M82    149.1    69.7

 

自動導入後のM31です。

ほぼ合っています。

 

北極をホームポジションにしているのですが、ホームポジションに戻すと、

北極がかなりずれました。

赤経リングと赤緯リングの目盛りは元の位置に戻っているので、

導入装置の問題ではなくて、室内の磁気が安定していないからのようです。

 

そのまま、M38を導入します。

かなりずれていますが、導入前のずれた北極星の位置とはほぼ合っています。

 

ホームポジションに戻しました。

また、北極星の位置が変わっています。

 

そのまま、M42を導入します。

ほぼ合っていますが、導入前の北極星の位置のズレが少なかったからでしょうか。

 

ホームポジションに戻しました。

また、北極星の位置が変わっています。

 

最後に、M82です。

かなりずれていますが、導入前のずれた北極星の位置とは近い位置です。

 

室内の磁気が安定しない影響で自動導入の精度の確認はできませんでしたが、

アプリでの確認では、どの角度の天体に対してもほぼその位置に向いていたので、

動作には問題なさそうです。

 

なお、インストールしていたコンパスソフトでも確認しましたが、

磁北は安定しませんでした。