29才で夭折した風俗嬢の自伝的エッセー。
死因は自殺、HPV感染による子宮頸癌とも噂されるが謎である。
あることをきっかけに、風俗嬢の生きざまに興味を持った。
私は、男も女も基本的には同じだと思っている。
それでは、自分が若いとして同じような職業の出張ホストなれるかというと自信がない。
自分好みのお客さんであれば問題がないが、いやむしろ嬉しいが現実はそうとは限らない。
相当辛いものが想像され、おそらく長続きしないだろう。
著者は、十代の頃より性的好奇心が強く高校在学中からエロ本漫画作家を始め、SMモデル、バイセクシュアル、テレクラ売春、キャバクラ、ストリップ、イメクラ、ヘルス、ソープとあらゆる風俗を渡り歩く。
著者にとって性を売ることは天職で喜びに満ちた行為だったという。
気持ちいいと言ってもらうこと、お客が快感で痙攣しながらほとばしる様を見ること、そして自分も濡れ性的興奮に浸ること、生き甲斐ともいいきる。
風俗嬢は、それなりに容姿に恵まれた女性の理想の職業か。
同じように出張ホストは男の夢の職業か。
依存症だと思う。
人間は社会的生物。
他人を喜ばせる事が快感をにつながるように進化してきたのではないか。
集団生活を円滑にさせるために他者を喜ばせる事が快感を感じるようにDNAに刷り込まれたのではないか。
自分を必要とする人がいる。
自分は、快感を喜びを与えられる事が出来る。
そこには、自慰では、到達できなかった深い快感が存在するのではないかと想像する。
一般的には、高収入だからやっていると思われがちな仕事だがそれだけでは無いと思う。
風俗嬢は、この仕事をなるべく長くやりたいという。
かなり強力な依存性が有るのだろう。
依存症には、必ず副作用がある。
禁断症状も出てくる。
ある面、非常に強力なコミュニケーション手段であるSexを仕事とし不特定多数と交わる事の副作用。
それが風俗嬢が病むという事ではないか。
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