人間は、地球上に生物が生まれ、動物から長い年月をかけて進化を遂げてきました。進化の過程のなかで人間の脳は、とてつもないほどに発達してきたと言えるでしょう。人間の肉体的能力は、他の動物と比較すると決して高いものではありません。ライオンと対峙したらあっという間に食い殺されてしまうだろうのではないでしょうか。
しかしながら、人間の脳は発達し思考する力が与えられました。ライオンから身を守るために武器を作ることができたのです。脳の発達がなければ人間になる過程のなかで確実に滅ぼされていたのではないでしょうか。脳の発達があったからこそ、弱肉強食の生存競争なかを生き抜き、文明が生まれ、現代においては、宇宙ロケットを開発するほどの技術力を持つことが出来たと言えるのではないでしょうか。
生物は、生存するために外部の環境に適応しながら変化を繰り返します。人間の脳も人間として生存するために進化を遂げたと言えます。
しかしながら、現代の状況を見るとどうでしょう。ストレス社会と呼ばれるように、ストレスで身体を病む人も多く、自分の生命を断つ人が日本国内で3万人に達しています。また、典型的な現代病と言われる糖尿病の増加、3人に1人はがんで死亡するということも、病気になるような生活を送り続けているという意味では自分自身を死へ導いていると言えるのではないでしょうか。
本来、生存するために外部に適応しながら快適に生きていくことを求めるはずなに、ストレスに晒され、病気に脅かされているなかで生きているのが人間です。このような現代社会において、人間として、健康で、安定した心を保ちながら生きるにはどうしたらいいのでしょうか。