髪型が変だから外に出たくないと言ってアダルトな自画像を送ってきた石井氏
しかしこの日は私に会う為に羞恥心を捨て会いに来てくれる事に
約束の約1時間後に寝坊してきた
そんな奴の頭はくりんくりんになっていた
キャンディキャンディ
しかし寝癖ではない
彼女のそれは人工パーマだった
とてもチャーミングだと思った
一体君は何に対して悩んでいたんだい?(°_°)
この日の7割は語り、2割は歌、1割はチャングムといったところだろうか
私の家が落ち着くと言ってくれてとっても嬉しかった
是非私の家のドラえもんに成ってほしい
実際今も
私…のび太
石井…ドラえもん
と見えなくもないはずだ
そんな石井氏のとんでもない一面を発見したのはカラオケの時だった
「アフレコゲームをやろう」
そう言った彼女の目はまるで新しい蛍光灯のような光を放っていた
慣れた手つきで機械を操作し始める
私は一年前、甲南女子大学のOCで石井氏とデジモンのアフレコをやった時の事を思い出していた
と、同時に高1の頃、バトル時の少年声に憧れ、公共の面前で「…ふっ、邪道な」とか朴?美風に呟いていたのを思い出した
やめよう
高1の頃の私は既に死んでいる
アフレコゲームが始まって数秒してカラオケルームは別世界へ飛んだ
嬉々と、マイクを通して聞こえた彼女のその声色はまさに二次元の女の子だった
画面上の女の子の形をした線が命を吹き込まれた瞬間である
このエピソードは後に、誰かさんのWikipediaに載るかもしれない