日曜に行ってきた八ケ岳ジャズフェスで、テナーの川嶋哲郎さんがソニー・ロリンズが唯一残した録音(1983年のライブアンダーザスカイのライブ)と紹介したうえで「ジャック・イン・ザ・ボックス」を演奏したことを先日書きました。
スマホで音源を探すと簡単に出てきて「伝説の22分間」とも称される大熱演を改めて聴きました。
改めて、というのは1983年に私、会場でも聴いているからです。
スマホで聴いても素晴らしい演奏で、特にベースのアルフォンス・ジョンソンとドラムのジャック・デジョネットの演奏が格別に凄いです。
ジャックは全編ポリリズムの嵐といった体で、彼のドラムをもっと聴きたいなぁ・・・と探しました。
「探しました」っていつよ??
なぜか最近2時くいらいに目が覚めてしまって、そこから眠れないということがしばしばあって、今日は諦めて3時くらいから探しました。
ジャック名義のアルバムも何枚か確実に持ってますが、圧倒的に我が家に在庫があるのはキース・ジャレット・トリオ。
すぐに探せるだろうとCDの山というかCDの塔をひっくり返すとすぐに見つかりました。
ウィスパー・ノット
ベニー・ゴルソンが作曲した名曲ですね。
この方、アイリメンバー・クリフォードが一番有名かもしれませんが、ステイブル・メイツとか佳曲をたくさん書いてます。
このCDの解説、若干よれてますよね。
これ2011年の震災のとき、当時飼育していたピラニアの水槽の水が結構こぼれて水をかぶった名残です。
貼りついちゃって開けなくなった解説もたくさんありますが、これはギリ開けました。
「水かぶり」つながりで、ちょっと脱線しちゃいますが、当時、私、ピラニアの美に魅せられて90cm水槽4本と60cm水槽の奥行の深いの3本、レギュラーの60cm3本でいろんなピラニアを飼ってました。
ピラニアばっかり何種類も飼ってるというと、例外なく「なんでピラニア?」と言われます。
そんなん私に訊くか??です。
「美しいから」に決まってるでしょう。
ピラニア・ピラヤ
ブラック・ピラニア
この2種類は30cmにもなります。うちの子もそのサイズでした。
うちのブラック・ピラニアは映画「冷たい熱帯魚」の小さな方の熱帯魚店で見つけてきました。
あの映画はでんでん演じる主人公が経営する巨大熱帯魚店が出てきますが、そちらではなく吹越満さんが演じる店主が
経営する小さな熱帯魚店の方です。
どうしてたくさんの水槽が必要になるかというと一つの水槽に一匹しか飼育できないからです。
複数入れると喰い合いが始まるからです。
飼育していた頃から15年。
さすがに全て死んでしまいました。
もう飼わないんですか?
飼いません。
これだけたくさんの水槽の水換えを週に1回はやらなければいけません。
とても大変です。
でも、当時は全く嫌じゃなかった。
好きだったからです。
バラの世話も超面倒ですが、なぜできるかというと好きだからです。
今はピラニアの水換えを週一、絶対にサボらずにできるかというとそこまでの「好き」はなくなりました。
脱線といいつつ、相当の文字数使いました(笑)
「好き」だったころの想いが強いからですね。
話を戻して、キース・ジャレットトリオのウィスパー・ノット。
しばらく聴いてなかったですが、やっぱりいいですね。
ただ、ジャック・ディジョネットはソニー・ロリンズの荒れ狂うポリリズムとは全然スタイルが違っていて、スタンダードを演奏するトリオとしてのドラマー、キースのソロを盛り立てる役回りをしっかり理解したドラミングです。
この当時って、しょっちゅう、このトリオのCDとキースのソロのCDがリリースされてました。
来日コンサートもしょっちゅうありました。
失ってわかる贅沢な時間・・・というやつですね。
たしかトリオのラストツアーでパンフを買おうと並んでいたら支払のときに子供が横からサッとお金を出して払ったんですよね。
「誕プレ!」と言って。
その日、私の誕生日だったんです。
懐かしいなぁと思って探しましたが見つかりません。
去年、確実に見ているので散逸ということはないと思いますが、ともかく見つかりませんでした。
その代わり珍品が見つかりました。
会場に注目。
これワンアンドオンリーだと思います。
オーチャードホールで演奏することが多かったキースが紀尾井ホールで演奏したんです。
2014年で代金18,000円。
あんな小さなホールでキースを聴けるなんて二度とないと思ったので高いとは思いませんでした。
席番も印字されてますが、あの席からの光景、今でもしっかり心に焼き付いてます。
あれこれ探していたら、探していたスコアも副産物で出てきました。
あまたある交響曲のスコアが並んでいるとことから少し離れたところに協奏曲のスコアが2冊だけ。
曲目が私らしいなぁ・・・
ラヴェルのピアノ協奏曲
シューマンのピアノ協奏曲
なぜ、この2曲が私らしいか??
これは私がどういう人間か知る人じゃないと解し難いことだと思います。
私の親友のクラ友は間違いなく言います。
「ラヴェルとシューマン!あ~、あなたらしいねぇ!」
最後に、今日、玉村豊男さんの訃報に接しました。
画家でありエッセイストでありご自身のワイナリーで銘品をたくさん醸造された方です。
私、私が20代の頃から、玉村さんの作品のみならず生き方に憧れてました。
ヴィラディストをつくり理想の生活空間の中でよい食材で作った料理と自分で醸造したワインを毎晩愉しむ・・・
なんて素敵な人生だろうと思いました。
玉村さんのワインはサミットでも供されるほどの質の高いワインでとても美味しいです。
御自身で開墾された葡萄畑でつくったワイン。
去年、松本の小澤征爾フェスの帰り道にヴィラディストに立ち寄り何本かワインを仕入れたのも懐かしい思い出です。
粋な生き方っていうのかな・・・たくさん教えていただいた気がします。
ご冥福をお祈りいたします。





