東野圭吾さんの訃報に接し、とても寂しい気持ちになりました。正直なところ、まだ信じられません。

我が家の子どもたちは、決して小さい頃から本が大好きだったわけではありません。

それでも、中学生や高校生になり、友達の勧めや書店で手に取った東野圭吾さんの作品をきっかけに、読書の面白さを知りました。

「続きが気になって眠れない。」
「もう一冊読んでみたい。」

そんな言葉を聞くようになり、気がつけば東野さんの作品が本棚に並んでいました。

一冊読み終えると、また次の一冊。

『容疑者Xの献身』『白夜行』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など、それぞれが自分の好きな作品を見つけ、夢中になって読んでいました。

親として何よりうれしかったのは、「本を読みなさい」と言わなくても、自分から本を開くようになったことです。

スマートフォンやゲームが身近な時代だからこそ、活字の世界に引き込むことは簡単ではありません。

それでも東野圭吾さんの作品には、「読んでみたい」「最後まで知りたい」と思わせる力がありました。

読書は知識を増やすだけではありません。

登場人物の気持ちを考え、人の痛みや優しさに触れ、物事を多面的に考える力を育ててくれます。

東野さんは、そんな読書の楽しさを、多くの子どもたちに届けてくださった作家だったと思います。

我が家の子どもたちも、その一人です。

子どもたちを読書好きにしてくださり、本の面白さを教えてくださり、本当にありがとうございました。

作品はこれからも多くの人に読み継がれていくことでしょう。



私も、これからも東野圭吾さんの作品を大切に読み返していきたいと思います。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。