米食品医薬品局(FDA)は2019年2月、フェブリクの製造販売後臨床試験「CARES試験」で、同薬の心血管死のリスクがアロプリノールより高かった結果から添付文書の改訂され、その内容はというと
「投与対象をアロプリノールによる治療で効果不十分または忍容性がない患者に限定した」
どういう意味かというと...
第一選択薬はアロプリノールで効果が不十分なときはフェブリクにする。または、アロプリノールで治療継続が難しい副作用が出た場合にはフェブリクを使用する。
ということですが...
日本の対応はかなりの温度差。。。それを知り私は違和感を覚え取材、調査し記事にしました。本日発売のフライデー、是非読んで頂けましたら幸いです。
今年後半から「薬の副作用」にフォーカスした記事を書き始めたのには理由があります。
オンラインコミュニティでも「薬リテラシー」をテーマに始めましたが、薬リテラシーは、今の日本に必要なことだと私は強く思います。
薬には、多くの副作用があります。その副作用について多くの医師も患者さんも、
「自分には起きない」
と考えがちだと思います。
災害が多かった今年、正常性バイアスという言葉が話題になりましたが、「自分は大丈夫」と思い込む正常性バイアスは日常生活にも言えますよね。それは薬に関しても同じ。
しかし、薬の危険性について良く知っていたらその感覚は少し変わってくると思うのです。
多くの患者さんが自分が飲んでいる薬の名前を知らずに飲んでいたり、何のために飲んでいるか理解せず飲んでいたり...そういったことも珍しくありません。
しかし、もし、十分な説明を受けずに飲んだ薬が、「飲み続けなければ命に危険がある薬」だと知っていたら飲みますか?
知っていたら、飲む前に他にできることはないか考えるはずです。生活習慣や食生活の見直しなどができるず。
だから薬の危険性について知るべきです。
医療機関の薬もドラックストアで買う薬にも飲む前に知るべき危険性があります。
薬について知る「薬リテラシー」の向上は、皆さんの健康を守り、未来を守るに違いありません。
薬剤師、医療ジャーナリストである以上、私は1人でも多くの人が『健康』であるために役立つ情報を発信したいと思っています。
こちらもよろしくお願いします。
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