健康診断費用や、インフルエンザ予防接種の費用などは消費税が課税されます。
「健康保険の適用があるものは非課税」とはいえ…薬局の薬の仕入れなどには消費税がかかります。
薬局の仕入れ額は増税でアップ、患者さんの窓口負担は非課税ということは、薬局のコストが増えることになります。
そこで薬局の負担分を埋めるために10月から調剤報酬が改定されます。
調剤報酬とは、調剤薬局で薬をもらうときには、薬の価格だけではなく、調剤基本料や技術料など薬を調剤し患者さんに渡るまでに加算される調剤報酬料があります。
増税に伴いこの調剤報酬料が一部引き上げられます。現在の調剤基本料は、41点、25点、20点、15点、10点ですが、その点数にそれぞれ1点を上乗せっかくされます。また、一回分の薬をパックする一包化加算、注射剤などを無菌下で調剤する無菌製剤処理加算が引き上げられます。(1点は10円)
皆さんが、風邪などで病院やクリニックを受診し、処方箋をもらい調剤薬局へ行った場合に関係するのは調剤基本です。
処方箋の内容によっても異なりますが、患者さんの窓口負担に大きな変化はなく、多少、変わる場合でも10円程度の少額だと思われます。
病院での医療を受ける場合も同様に僅かですが増えるかもしれません。気になる方は、こちらの厚生労働省のサイトをご覧ください。
➡︎https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/140401.pdf
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