離婚した頃に親身になって話を聞いてくれた女性がいました。

4人の子供を抱え絶望しそうになる私に

「大丈夫よ。みんな子供達が元気で笑顔で最高じゃない!感謝の気持ちを忘れちゃダメよ。

感謝の気持ちが人生を開くのよ」

と繰り返し言ってくれた女性。多分、今は、70代後半になるかと思います。

 

 

 

 

 

最後に話したのは、東京に引っ越した後、

帰宅途中の有楽町駅を歩いている時にその女性からかかってきた電話でした。

その時も「感謝を忘れず頑張るのよ」と言ってくれました。

 

 

 

 

 

埼玉に住んでいる時の知り合いだったのでその後、会うことがなかったのですが、

子供達が大きくなり、その女性に報告を兼ねてあの時のお礼を伝えたいなと思い。。。

 

 

 

 

 

古い手帳を引っ張り出し、電話をかけて見たら。。。

「現在使われていません」

残念、電話番号は繋がりませんでした。

 

 

 

 

 

共通の知人がいたのでその女性の近況を聞いてみると衝撃的な答えが、

「もうね、お年を召して色々なことが分からなくなってね。もう、ご家族さえもわかる時と分からない時もあるみたいよ」

という答え。。。

 

 

 

 

 

認知症が進んでいるそうです。

本当にショックでした。

もともと気丈な女性だったので施設は嫌がり、ご家族と一緒にいるそうですが。。。

知人にはご家族も大変だし連絡はしないほうがいいと思うと言われました。

 

 

 

 

 

もう話せないのね。。。

どうしてもっと早く連絡しようと思わなかったのか後悔しています。

 

 

 

 

 

せめて、その女性への感謝の気持ちをずっと持ち続けていこうと思います。

そして、その女性が心穏やかであることを祈ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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