たまに薬剤師らしい話を。
今日、知り合いのママからお子さんがRSウィルスに感染して大変だったという話を聞き、うちの子供達も赤ちゃんの頃、感染したことを思い出しました。
まさに今の季節10月から4月くらいまでの間、RSウィルスが流行します。
RSウィルスとは呼吸器系に感染するウイルスで、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染すると言われます。
大人は、感染してもごく軽い症状で済みますが、
乳幼児は、感染すると気管支炎や肺炎など重症化することも少なくありません。
あまり知られていないのですが、このRSウィルスには「シナジス」という予防接種があります。💉
とはいえ一般的なワクチンとは異なり、RSウィルスが流行する期間に毎月摂取する必要があります。
ここまで聞くと赤ちゃんがいるご家庭は、「じゃあシナジス受けよう!」と考えると思いますが、
現在は、特に重症化することが予想される赤ちゃんにのみ保険適応となっています。🏥
保険適応となるのは早産、気管支肺異形成症、先天性心疾患、免疫不全、ダウン症などがある赤ちゃんに限られます。
では、自費で受ければと考えたいところですが、このシナジスという薬は、製造コストが非常に高く自費で受けるとなると、1本が8万円。3kgまでは1本あればその体重に合わせて必要な用量を注射することができますが、3.3kgを超えると用量的に1本では足りないので1回に2本分の費用16万がかかる計算になります。💵
一般家庭が毎月、自費でシナジスを受けるのは難しいですよね。(>_<)
シナジスの製造コストが低くなり、多くの赤ちゃんがRSウィルスに備えることができるようになるといいなぁと思います。