ジェネリック医薬品の安全性に未だ不安をもつ患者さんが少なくありません。





ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同様に薬事法に基づいた厚生労働大臣の承認を得ています。




だから…安全です…安全なはずなんです。




しかし、不安なニュースがありました。
あすか製薬は、高血圧症治薬「バルサルタン錠 『AA』」4商品・計約1300万錠を自主回収しています。




その理由は、中国の製造所で作られた原薬に、発がん性物質「N-ニトロソジメチルアミン」が混入していることが判明したからです。
あすか製薬の発表では、「現時点では健康被害の報告はない」とのことですが…





私は、薬剤師としての立場でいうならジェネリック医薬品は安全ですし優れた製品だと思います。




実際、私はジェネリック医薬品を選んでいます。が、それは国の承認を受けた時点で安全性が確立されていると信頼してこそです。




今回のバルサルタンのように原薬に危険性があるとしたら…どこで防げばいいのか。




国、製薬会社が更なる安全対策を講じることを望みます。