Welcome To The Jungle☆ -30ページ目

母の好きなもの。


昨日は母の86歳の誕生日でした。

もう亡くなって10年以上になるけど、毎年母の誕生日は母の好きな物を。

いつも夏になるとフラッペを食べに行くパーラーに隣接してるケーキ屋さんに行こうとしたら

あら、月曜日は定休日。

ごめんね、良子さん。
仕方ないのでドトールコーヒーで


殿様にミルクレープ

チョコレートが大好きだった母にはチョコレートムースケーキ…だっけ?

そして、母が好きだったモカのコーヒーと。




お皿とカップが映えないわぁ(笑)

夕飯は本当は母が好きだったラーメンを食べに行く予定が

殿様が遊び呆けて帰りが遅くなったので
コンビニに寄ってお寿司。



なんとも素敵さの欠片もなく(笑)

母が好きだったお寿司。

そして一夜明けて今日は母の命日。

そう、母は自分の誕生日の翌日に旅立ってしまって

前日、ほぼ意識のない母に
「来年は一緒に誕生日祝おうね」と言ったら

ふと、目を明けて

「うん。うん。」と、2回頷いて



今日のランチは気持ちの中で母を誘った(つもりになって)

昔、中学の時の友達と行った喫茶店でランチ。


日替わりランチの時間ではなかったけど、マスターがもうランチの時間だからと。

ナポリタンにスープとサラダと小鉢と


食後のアイスティーがついて780円。

なんかここのところ、自分のごはんはなおざりになっていたので

確かに昨日のケーキもお寿司も美味しかったけど、私だけの特別でひとりでランチ。

本当は母の好きなハンバーグにしようかとも考えたけど

なんか昔ながらのナポリタン。
たまにすごーく食べたくなる時ってない?

さて、低血糖っぽかったのも落ち着いたし、お腹も気持ちも満たされたので買い物に行ってきます。

皆さんも素敵なランチタイムを過ごして下さいね。

”平気でポイ捨てをするヒトは、ゴミ以下の存在”

アンサングシンデレラ☆

昨夜、流し見。

う~ん…

私的にはラジエーションハウスの方が面白かったかな?

って言うか

今日のストーリー、1型糖尿病の女の子の話も盛り込まれてたんですが

其処は思春期の女の子。
学校でインスリン打つとか、友達に何か言われた…とかいろいろな壁にぶち当たって…(小児疾患あるあるだね)

結局、病院薬剤師に諭されると言うか

それを考えると、主治医は何してるんだ?と思う。

ここからは私の発症時の記事で長くなるので興味ない方は回れ右!して下さいね。

私が発症したのは13歳。
相当に悪化していて、すぐに入院しないと命に関わると言われたほど。

すぐに血糖測定とインスリン。

当時の血糖測定器なんてでっかくて、大箱の(1000円くらいする)キャラメルの箱くらいあって、測定までの時間も60秒。
血糖測定用のテープに、コンビニのコーヒーを混ぜるスプーンというか、マドラーくらいの血液を乗せて、60秒後に水で流して読み取るという。音もブーッ…っていうブザー音。
針も今は見えないようになってるけど、2ミリくらいの幅の針が丸見えで、ボタンを押すと「バチン☆」と、えらい音で落ちてくる。今考えたらどんな拷問かと思うような。
インスリンも、今のようなペン型になったのは4~5年くらい後で、それまでは使い捨ての、よく警視庁24時の麻薬取り締まりで出てくるあのプラスチックの使い捨て。

まぁ、それに比べれば…とは思うけど

やっぱりね、気持ちはわかる。
痛いくらいわかる。

「私の気持ちなんか何もわからない!」

うん、うん。私もそれは思った。

一番最初に主治医になったのは、小児科の、いわゆる「小児糖尿病」←当時はそう言われていた。もしくは若年性糖尿病とか、インスリン依存型糖尿病(IDDM)とか言われていた。の専門のドクター「まのっち」。

そう、普段私の持病記事によく出てくる主治医の浦ちゃんは、この頃まだまのっちグループの一番下。
だから、いつでもいてくれて
入院するといつも来てくれて

私の細くて深くて逃げる看護師泣かせの血管の採血も、なぜか浦ちゃんだけは一発OKだったので、看護師さんが採血何度か失敗すると最終的に浦ちゃん呼ぼうとなる(笑)

まぁ、そんなで
ふと、当時の事を思い出して

しみじみ、浦ちゃんは本当に私たちに寄り添ってくれたなぁ~。
当時の運動療法、毎食後に地下2階~7階の上の屋上まで階段昇降2往復の後、屋上で縄跳び15分。
もう、私たち1型組のまだ血糖コントロールがついてないのでその運動療法がキツいのなんの。
なので、テキトーにサボったり(笑)
浦ちゃんに運動キツイ~と直談判したり(笑)

浦ちゃんは「それじゃあ、先生も一緒に運動するから、みんなも先生と頑張ろう!」と、一緒に階段の駆け足とか縄跳びやってくれたり

私が初めて研修で私についた看護学生さんと揉めた時に

その揉めたと言うのは、小児科の病棟は小学生以上は勉強の時間が決められていたんだけど、ちょうど私はひどい低血糖の後でダルくて眠くて、グダグダしてたら学生が来て、なにがなんでも勉強の時間なんだから勉強しろと。
それで、ちょっと学生さんと気まずくなって
運動の後に浦ちゃんが「元気ないけど何かあったの?」と。
その話をしたら「先生が学生さんに話してあげるから、大丈夫だからね」と。
翌日、学生さんが来て「先生からいろいろ聞いたの。私、全然うさちゃんの病気のことわかってなくてごめんね」と。
それからは1型の糖尿病の事をノートにまとめてくれたり、コピーしてくれたり、テストを作ってきてくれたり(笑)

1型友達の牧ちゃんは元々違う病院にかかっていて、片目失明して手術のためにうちの病院に転院してきたんだけど

元の病院では「病気になったあなたが悪い!」と言われていたらしく

初めて浦ちゃんに会った時に「君はなんにも悪くないんだよ」って言われて感動したと。
術後、このままここの病院で1型の治療してもいいけど、元の病院でもいいよ。どうする?と聞かれて
「私、めっちゃ浦ちゃん優しくて大好きだから、浦ちゃんがいいですって言ったんだぁ」と笑う。

浦ちゃんいつも「もしも学校で何かあったり言われたら、ちゃんと先生に言うんだよ。先生、ちゃんと学校に話するから」と。「血糖値だけは気をつけて。そうしたら、やっちゃいけないことも、食べちゃいけないことも、ないんだよ」と。

なので、このドラマで主治医をさしおいて薬剤師が…って、ものすごく違和感。
いま、そうなの?薬剤師より先に主治医とか看護師じゃないのかなぁ?