8月15日に思う。
昨日は終戦記念日でした。
終戦記念日といっても、ここのところの猛暑に台風、そしてどこぞの議員様のデキ婚のニュースばかり。
「戦争を知らない人たちが政治の中枢になったときはとても危ない」
故田中角栄元総理の言葉。
今、まさにそのようになりつつあるよ。
他国から武器を買い
憲法改憲したがる。
私は戦争を知らない。
私が生まれた時には、日本は平和な国になっていた。
幼稚園とか小学生の頃、テレビのニュースで殺人事件の報道があると、母も祖母も「えっ!また人が殺されたの?」と、それはそれは驚いていたくらい。
お巡りさんが時々家に来て、玄関先でお茶を出す祖母に「おばぁちゃん、最近は変わったことはないかい?」と、話ながらお茶を飲んで行くくらい。
私は戦争を知らないけど、母は戦中戦後の人だったから当時の話をよく聞いた。
それでも母は北海道だったので、本土や沖縄に比べればそれほどでもなかったと言っていた。
旭川から比布に疎開して、学校の帰りに道を歩いていたら上空に敵機が飛来して、あわてて走ったら畑の畦道に落ちて
恐る恐る上を見上げたら、B29を操縦している兵隊さんの顔がはっきり見えたと。
よく無事だったね。撃たれなかったの?と聞いたら
大丈夫だったと。
もしかしたらまだ小さい女の子だったから可哀想に思ったのか
自分にも国に同じくらいの年の子供が板のか
ただたんに偵察に来ただけだったからなのか
今となっては定かではないけど
きっとその兵隊さんは優しい人だったんだろうなと思いたい。
うちから谷中銀座の商店街に行く、たまに通る裏道に
陸軍少年飛行兵の慰霊碑のあるお寺があって
今のこの日本を見たらどう思うのかな?

