ない、ない、なーーい!

 

姉さん…、事件ですっ!!

 

ある週末の昼下がり、出かけようとして

定期(PASMO)が無いことに気づく

 

家中くまなく探してもない

ゴミ箱まで漁ったけどない

 

はて、どこいった?(+_+)

 

確かに、最後に使ったあの終電…

酔っぱらっていたのは素直に認める

最寄り駅の改札出るときに

「定期がない」と一瞬焦ったのは覚えてる

 

でもその時は、すぐに見つかって

(ジーパンの後ろポケットに入ってた)

改札を無事に通過したのは確か

 

そして今、私はここ(家)にいる…

 

どこいったーーー?!

 

家に帰るまでの道で落としたのか?

はたまた家のどこかに潜んでいるのか?

よく分からないけど、とにかく無い

 

買ったばっかりだったのになぁ…

紛失届出そうかな~と

「PASMO 失くした」ってなにげな~く

ネットで検索してみたところ

 

なんとっ!!

記名式のPASMOは再発行が可能との情報!
 

無記名PASMOは再発行不可だけど

名前や生年月日などが登録されている

定期券タイプは再発行ができるとのこと!

 

知らなかったーーー!

 

知ってました??

 

善は急げと、定期券売り場へGO!

(その前に、駅員さんに落とし物が無いか

一応、確認しておきました→なかった)

 

定期券売り場の窓口で申請書をもらい記入

そして身分証明書を見せると

再発行整理票を発行してくれます

 

その整理票をもって翌日~14日以内に

再び定期券売り場へ行きまして

手数料1,010円支払って無事に再発行完了!

 

ちなみに、整理票発行日の当日は

PASMO定期の再発行できません

翌日からじゃないと再発行はできないらしい

また、整理票発行した時点で、

前のPASMOは使えなくなるらしい

 

手数料がかかろうが、2回定期売り場に

行かないといけまいが、

どちらにせよ、ありがたや~

 

ただ、定期入れも無くなったのが悲しい

20年ぐらい使っていたので

そろそろ買い換えようかなぁと

思っていたのは事実だけれども

エイジングもいい感じに進んでいたし

すごく気に入ってたのに…残念すぎる

 

(後日、同じものを探して購入しました!)

 

で、この話には続きがありまして…

(見つかった、わけではない)

 

親切な人が拾って届けてくれるかも♪と思い

暇だったので近所の交番にも行ってきました

 

コワモテのおまわりさんが一人いたので

恐る恐る事情を説明したところ

「紛失届を出しましょう!」ということで

おまわりさんに教えてもらいながら

人生初の紛失届を記入していたところ

 

いかにも買い物帰りのおばさんが

交番にかけこんできました

 

「主人が家で倒れてるかもっ!」と…

 

え?!

 

さっきまでヒマそうだったおまわりさん

急に忙しくなる事態勃発

 
そんな中、お構いなしに説明するおばさん

 

ご夫婦で一緒に買い物して帰ってたところ

おばさんが友達と会ったので立ち話

その間、ご主人が一人で帰宅

 

そのあと、おばさんが家について

ピンポンを押したところ

家の電気はついてるけど一向にでてこない

かれこれ一時間経つらしい

 

鍵をご主人に渡したため家に入れず

さらにはケータイも持ってないから

管理会社にも連絡できず…と

おばさんプチパニック状態

 

交番の電話を借りて管理会社に連絡したところ

そっちにも合い鍵が無いらしく

玄関の鍵を壊すかどうかの話に発展…

 

おまわりさん「こっち(私の案件)すぐに

終わるからもうちょっと待ってて!!」

といいながらおばさんに質問

 

おまわりさん「お父さん歳いくつ?」

おばさん「9〇歳です」

 

え??(心の声)

 

おまわりさん「持病とかあるの?」

おばさん「一度、脳梗塞やってます!」

 

えーーーっ?!?!(心の声)

 

これって、もしかして、もしかしたら、

一分一秒争うやつじゃないかい?!

 

もう、私ここで耐えきれなくて言いました

「また来ますんで、そちらを先に!」

 

おまわりさんは恐縮してましたが

私の定期ごときに時間を費やしたばっかりに

万が一、何かあったら…と思うと

もう私も気が気ではなく

そくささと退散することに…

 

大丈夫だっただろうか?と

他人事ながら心配な一時間を過ごした後…

 

おまわりさんが紛失届の整理番号を持って

ご丁寧に我が家へやってきました

 

「おじいさん、ピンピンしてました!」

 

ゲッソリ

 

よ、よ、よかったぁぁぁ…あせる

 

さすがに詳細は聞けなかったけど

とにもかくにもご無事で何よりです

 

「ご協力、ありがとうございました」と

敬礼して颯爽と去っていったおまわりさん

 

いろんな事情の方が交番に

かけこんでくるんだなぁと思った出来事でした

(最後、なんか違う話になった…)