テロの入口に差し掛かった反戦平和は免罪符の島 沖縄 | チャンネルY さいたま支局

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先週末の事ですが、辺野古の工事現場車両出口が、「市民」(及びプロ市民ですけど)によってブロックで閉鎖されたそうです。

どこかうれしげに「正義の戦い」を伝える沖縄タイムスです。

「沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では30日早朝、新基地建設に反対する市民らが基地内に工事車両が入るのを止めようと座り込んだ。市民らは工事車両入り口にブロック約1400個を積んで工事車両の進入を警戒した。
 午前8時ごろから警視庁機動隊がブロックを撤去し、約40分後にショベルカーを積んだトラックなど6台が進入した。市民らは「ブロックを返せ」「第2ゲートも封鎖するぞ」と怒りの声を上げた。  第2ゲート前には、市民らが抗議行動開始前に設置したブロック約100個が積まれている。
 午前10時現在、海上での作業は確認されていない。」(沖タイ2016年1月30日 )(沖縄タイムス1月30日より引用)


とうとう「反戦無罪」の島はここまで来ちゃったか~、というのが実感ですね。次は更にエスカレートすることでしょうな。

やった当人たちはやった事の重大性のというものには自覚がなく、ただノリでやったんでしょうけど、これで反対派の活動は、軽々と「抗議活動」の枠を軽く超えてしまいましたね。

彼らはこれを、自称「平和の壁」等と自称してるんでしょうけど、同盟国軍隊の実戦基地のゲートを暴力的に封鎖したのですから、一般的には暴力的行為をともなった「実力闘争」の範疇に入ります。

「平和の壁」という自己陶酔的なネーミングに、「反戦無罪」に酔った彼らの姿がはしなくも現われています。

法を犯すという自覚がないままに、「平和」と唱えてさえいれば何をしても許されるという姿勢そのものが、既に「甘え」なのです。

この積み上げ風景は下の反対派サイトからご覧いただけます。http://matome.naver.jp/odai/2145371467474945901

もはや客観的に見て、彼らの行動は世界標準ではテロの入り口に差しかかっています。

わが国の政府の方針は「無血」です。流血があれば、県との摩擦が増して、工事に支障が出るからです。


出典http://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net

上のサイトにあった写真ですが、見てください!「沖縄イジメはやめろ」と書いてあって、「辺野古で市民をいじめる機動隊の顔は、まるで旧日本軍のようだ」とあります。

もうね、思わず失笑してしまいました。この人達は、ため息が出るほど勘違いしすぎなんですよ。

こと警備に関しては、このわが国政府の「無血」方針によって沖縄は「ユルユル警備特区」なのです。

本土のどこでもいいですが、たとえば横田基地の正面ゲートに同じようにブロックを積もうとしてご覧なさい。30分以内に全員が即時検挙の憂き目に合いますよ。

また外国でこんなことをしたら、生命の保証はしかねます。銃殺されてTHE ENDです!それでも文句が言えますかぁ?

「沖縄だからイジメられている」のではなく「沖縄だから許されている」のですよ。

自分たちは「虐げられているから何をしてもいいのだ。何をしても許されるべきなのだ」ということを言うのが、この「反戦無罪」の島の反対派の人たちです。

反対派は、ちょうど瀬踏みをするように、一手一手戦術をエスカレートさせています。

初めは合法デモと集会、カヌーデモ、常駐者による日常的嫌がらせ、そしてゲート前の座り込み、そして今回の「実力闘争」です。

彼らは政府の「無血」方針を知り抜いていますから、ちょうど猫が獲物をいたぶるように、合法スレスレの所で、政府側に対して挑発行為をし続けているわけです。

そしていったん流血事件が起きれば、ヨッシャ~!と言わんばかりに「機動隊の暴力で市民が傷ついた」と宣伝する予定です。

県警もそんなことはお見通しだから、そんな古典的な手に乗らないだけです。

彼らは、合法と非合法の間をゆっくりと、しかし確実に非合法の域へとなだれ込んでいます。

もし、流血事件が起きればそれを口実として、彼らの中に紛れ込んだ過激派(所謂中核派や革マル派)による、ホームメイド武器による暴力闘争が始まります。

ただし、こんなことは、彼らの「平和運動」の終末を意味します。

復帰運動は、過激派による1971年11月10日に起きた警察官虐殺事件で事実上終わってしまったことを、中年以上の方は覚えておられることでしょう。

この警官は、過激派によって頭をこん棒で叩き割られ(死因は脳挫傷)、火炎瓶を投げられて火達磨になって亡くなったのです。享年48歳。家族がいました。

デモ隊の中にも救助しようとした人が多くいたことが、救いです。遺体にかけられた赤旗は、消火のためにかけられたものです。


さて、この人たちがしているのは、ただの「抗議」ではありません。法的に見てみましょう。

今回は、ギリギリ柵の外でしたが、もしブロック積み行為の最中に米軍基地内に侵入すれば日米協定第2条「施設又は区域を侵す罪」に該当します。沖縄平和運動センター」の山城ヒロジ氏が捕まった例のやつです。

「●施設又は区域を侵す罪
第二条 正当な理由がないのに、合衆国軍隊が使用する施設又は区域(協定第二条第一項の施設又は区域をいう。以下同じ。)であつて入ることを禁じた場所に入り、又は要求を受けてその場所から退去しない者は、一年以下の懲役又は二千円以下の罰金若しくは科料に処する。」

警察がその気なら、道路交通法、威力業務妨害、撤去するのを妨害すれば公務執行妨害などと色々つけられるでしょう。

ただし、「道路にブロック塀を作って封鎖する」という事例は、本土では起きたことがない事例なので、判例が見当たりません(笑)。

いかに非常識なことをしているのか、あの連中たちはわかってやっているのでしょうか。

重ねて繰り返しますが、反対派の連中は、県と揉めたくない政府の「政治的配慮」でお眼こぼしに預かっているにすぎません。

積み上げている最中に、機動隊が手出しをしなかったのも、「政治的配慮」で泳がされていただけなんですよ。

それにしてもこんなことを安易に続けているようだと、次の段階の指標は本格的な手作り「武器」の登場か、あるいは政府要人に対するテロでしょう。

何をしても、動機付けに「移転阻止」が入っていれば、地方紙2紙は「平和のためにやった。えらい」と褒めてくれますからね。

彼らは、「反戦無罪」の赴くままに止まる所を知りません。

真の沖縄県民の皆さん!反対派は「平和」という美名の下で流血沙汰を求めているだけです。

抗議活動なら、法律の枠内で平穏に行えばいいのです。言論も保証されているわが国で、このような過激な「実力闘争」に走る理由はありません。

あと反対派の諸君!
流血事態となる前に、えぇ加減止めたらどや?。 今なら、まだ引き返せまっせ~!(何故か大阪弁)