こんにちは。こんばんは。Sheepです
怒涛の手術日から当日退院を経て、術後の様子について、振り返っていきたいと思います。
術後1日目
- 麻酔がまだうっすら効いているような感覚。
- 脇の下、傷口周辺は痺れているような感覚で、痛みではない。神経、筋肉、色んな筋を切っているので、これは普通だとナースから言われていました。
- 痛みはあまり感じない(激痛になるのが怖くて、痛み止めを数時間おきに飲んでいたことからかもしれません)。
- 左側の肩から腰にかけて、腫れている。
- 首から鎖骨の辺りが腫れぼったい。
- 興味本位で鎖骨の下のリンパを流そうと試みるも、その辺りにリンパ液、血液等が溜まっているようで、ふわふわしてような、泡が入っているような触感。多分、あまり押さない方が良い。
- 飲食は全く問題なく可能。
- 歩行も問題なく可能。
- 肩を上下させる運動を開始。
- 手をグーパーさせる運動を開始。
- ドレーン量:70ml程度(24時間:退院する前に確認した量と帰宅後翌日に測った分)
- 就寝時には、メディキュットの着圧靴下を着用。
- 痛み止めは日中と夜間服用。就寝時には強めの痛み止めを服用。
- 就寝時には、小さなビーンバッグを左腕の肩下あたりに入れて、少し腕を持ち上げた状態が一番しっくりきました。
- 右側への寝返りは、腹筋を使って、左腕に力を入れずに、右腕の力と腹筋でどうにか動ける感じでした。
- 1日目、シャワーは浴びず。
術後2日目
- 腫れている部分に痛みが出てきた。(傷口というよりは、リンパ節を切除したために体液が溜まっている脇エリア)
- 引き続き痛み止めを服用。
- バストバンドなるものは術後24時間で取り外していいと言われていたので、外す。解放感はあるものの、少し心もとない気がした。
- 腫れがピークなのか、微熱を確認。高熱になることもなく、微熱のままだったので、様子見。
- 昼寝をする。
- 鎖骨周辺は腫れているので、右側と比べると、左側は鎖骨があまり見えない。
- 肩を上下させる運動。
- 手をグーパーさせる運動。
- ドレーン量:50ml程度
- 就寝時には、メディキュットの着圧靴下を着用。
- 痛み止めは日中と夜間服用。就寝時には強めの痛み止めを服用。
- 寝返りをうつ際には、左腕に力を入れると脇周辺が痛むので、やはり右腕を中心に、腹筋を使ってよっこいしょと動く感じでした。ただ、ずっと仰向けだと背中も痛いので、右側への体重移動と左側に枕を入れて、大体右と左に半々に力がかかるような、真ん中の状態が一番心地よかったです。
- シャワーは、上半身にタンクトップを着て、濡らさないように注意しながら、下半身のみ。
術後三日目
- 起床時から、脇周辺に痛みあり。
- 引き続き痛み止めを服用。
- 血の巡りを促すために、行動範囲を広げてみる。片道1キロにあるスーパーへ、買い物に出かける。汗をかく程度の運動。ちょっと疲れた。
- 昼寝をする。
- 仰向けになった状態で、右手で左手首を掴み、ゆっくりぐーっと上に引っ張る運動を開始。
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- これ、絵を見たときに、Week 1でやるとか無理だろうと思っていたのですが、傷口の様子と、傷の方向にも因ると思いますが、私の場合は横に腕を上げるようがずっと難しく、上に上げる分には若干の引きつりはありましたが、無事に出来ました。
- 仰向けになった状態で、頭の後ろで手を組み、肘を開閉する運動を開始。(バタフライストレッチ)
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- これは、始めるのがちょっと早かったかもと後悔しました。脇の腫れが大きいので、その腫れている部分が邪魔をして、うまいこと動けませんでした。
- ドレーン量:30ml程度
- 就寝時には、メディキュットの着圧靴下を着用。
- 痛み止めは日中と夜間服用。就寝時の強めの痛み止めはストップ。
- ガーゼを外してみる。Steri Stripから滲み出た血が、ガーゼに少しくっついてしたので、外す時に少し怖かったのですが、どうにか取れました。Steri Stripが露わになりました。意外と見れます。
- 全摘したので、左下を見ると、いきなり肋骨が見える状態を初めて目の当たりにする。慣れるまで少し時間がかかりそうだ。
- 寝返りのコツをつかむ。
術後4日目
- 痛みは著しく減少。
- 痛み止めは、腫れを軽減させてくれるイブプロフェン系のもののみ服用。
- 脇の下の腫れは引かず。
- この腫れは、感覚がなく、痺れているような、ぼよんとした腫れで、ドレーンに流れていくはずの液体が溜まっているんじゃないかと思いました。
- ちなみに、後日ドレーンを抜きに行った際にナースから聞かされたのですが、以前は2本ドレーンを通すことが普通で、この脇の下の腫れている部分にもドレーンが刺さっていたので、そこから体液を流すことができたそう。最近はドレーン1本が主流になったのだとか。人にも因るのかもしれませんね。
- 車の運転を開始。
- 車に乗る前に、ハンドルさばきの練習を幾度となくこなし、行けるだろうということで、母を乗せて買い物に行ってみました。傷口、腫れ共に、運転には全く支障ありませんでした。
- 仰向け腕上引っ張り運動継続。だいぶ上まで上がりました。
- バタフライストレッチ継続。慣れてきました。
- ドレーン量:27ml程度。
- 就寝時、イブプロフェンのみ服用。
術後5日目
- 特に痛み無し
- 引き続き腫れ軽減のためにイブプロフェンは服用。
- 脇の下の腫れはピークに。痛くはないのですが、とにかく大きいので邪魔。
- 腫れ、ゴルフボール2個分くらいに成長。
- 仰向け腕上引っ張り運動継続。見本のようにできるようになりました。
- バタフライストレッチ継続。脇の腫れは邪魔ですが、楽にできるようになりました。
- 家事もできるくらいに回復。
- 母が掃除・洗濯・食事の世話まで全てやってくれていたので、ほぼしませんでしたが、母が見ていないうちにこっそり食器を片付けてみたりジュースを作ってみたりしました笑
- 手術の痛みについて、息子に説明(帰宅後からしていたのですが、毎日ちょこっとずつ)。左側は痛いので、息子なりに考えて、右側ハグを習得ありがたや。
- ドレーン量:25ml キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 取れる?取れる??
- すぐにナースに電話し、ドレーンを取りたいと訴える。
- 翌日にアポが取れ、外来へ行くことに。
術後6日目
- 脇の下の腫れ継続。
- 腫れの大きさ、変わらずゴルフボール2個分くらい。
- 痛み止めは一旦終了。
- 仰向け腕上引っ張り運動継続。
- バタフライストレッチ継続。
- バタフライストレッチを立ってやってみる。(写真では座ってやっています)
- 椅子を使って腕を伸ばす運動も開始しました。
- ドレーンを抜いてもらいに外来に行ったのですが、まだ術後日が浅いのと、脇の腫れが大きいので、そこからまだドレーンに流れるかもしれないということで、1日、2日様子を見てそれでも25mlを下回るようであればまた予約をするように言われる。
- ドレーン量:22ml
- 脇の腫れが気になるので、バストバンドが再度登場。
- ナースより、腫れに関しては、箇所を温めて血行を良くすることが肝だと説明を受けた。(腫れていると冷やしがちだが、温めるのが良いそうです。)
術後7日目
- 脇の下の腫れ継続。
- 腫れの大きさ、ゴルフボール1個分くらいに減った気がする。
- 患部を温めたのと、バストバンドが効いたか!温める際ですが、この腫れている患部は感覚が鈍っているため、すごく熱い温度で温めると、火傷してしまうかもしれないです。なので、適度な温度で温めてあげましょう。
- 腕のエクササイズ継続。
- ドレーン量:22ml
- 再度ナースにドレーンを抜いてもらえるよう訴える。当日予約が取れて、すぐに取ってもらえることに!!
- ドレーンを抜きに外来へ。
- ここで、ベテランナースから、「あんたのドレーン短いな」と言われるも、他の人のドレーンの長さ知らないので、知らんがな。。。なのですが、すぐに横になり、縫いつけてある糸をパチパチはさみで切ってくれて、スッと抜けました。全然痛くありませんでした。
- このナースに、「あんた、人工胸持ってんの?!」と聞かれ、まだ何も考えていなかったので、「まだない」と答えると、徐に毛糸で中に綿が入っている胸の形をした物を渡してくれました。「実際に、お金払って人工胸を作るのは、12週間経ってからの方がいい」と言われ、私はこれから抗がん剤治療、放射線治療があるので、まだ再建は考えていませんが、服を着るのに、人工胸はあっでいいかなと思っています!
- 手術から1週間身に着けていたものがやっと取れて、ドレーン跡が少しむず痒い気もしましたが、抜けた喜びが大きく、解放感を味わいました。
Week 2については、また書きたいと思います。
Love,
Sheep