今日は汚い話なので、気分が悪くなられる方がいらっしゃると思います。
自信の無い方、食事中の方は決してお読みにならないで下さい。

このブログは私の記録として綴っております。
いつの日か、4人の父母を見送った後に 
 
 こんな日もあったんだ。
 こんな気持ちでいたんだ。

と、自分を慰める事が出来たなら…

との思いで始めたブログです。
事実を記しておきたいので
ご容赦下さいませ。



先週の事
自分の病院へ行った帰り、
実家(我が家より10分)へ寄ってみる。

以前は2日に1度は顔を出していたが、今は週に2度位しか行けていない。

母がケアの日の為、
父しか居ないはずなのに
珍しい。洗濯機が回る音がする。

 やっと少しは動く気になってくれたか。

靴を脱ぎながら嬉しくなり

 洗濯機回してくれてるの⁉
 ありがとう。

と、父の顔を見ながら部屋に入って行った私

ダウンを脱ぎ、置こうと
視線をテレビ前に敷いてあるラグに移すと、
大きな汚れが目に入る。

 エッ?! 何をこぼしたの?
(イヤな予感しかない)

 薬でもこぼしたんだろう。
    
と、答える父


 父が回すはずの無い洗濯機が回っている
  ➕
 ラグが汚れている
  ➕
 両親共にシロップ型のお薬など飲んでいない

確実に、お腹を壊した父がトイレに間に合わなかったのだ。


80代の父が粗相をしたからと言って怒るつもりは全く無い。
だが、誰が見ても茶色く汚れたそのシミを

 お薬をこぼしたんだろう

と、嘘をつく理由が分からない。

これが初めての事だったら
高齢とは言え、
娘にそんな姿を見せたく無い気持ちは分かる。
だが、以前にも数回同じ事があり
私が手袋をつけて片付けている。


どうして一言、
 ごめん。

と言えないのだろう。

 悪いな。

の一言でも充分だ。
そんな一言があったなら、
私の気持ちはこんなに荒まないのに…


 お風呂のお掃除だけでもして帰ろう。

と、軽い気持ちで寄ったのだが
もちろんそんな訳にもいかず…

1時間程拭き掃除等、一通りの掃除を済ませた。

お正月を気持ち良く迎えよう
と、幸い買っておいた新しいラグを押入れに入れたままになっていたの
汚れたラグを自宅に持ち帰り処分する為、ゴミ袋に突っ込み、
新しい物に取り替えた。

回していた洗濯機の中の物も干した。

やはり、父のパジャマとズボンしか入っていなかった。

結局、
私が掃除をし、滞在している間
一言も何も言わない父。

私も黙って実家を後にする事しか出来なかった。


今回に限らず、父に

 体、気をつけてね。

と、言って帰れる位 大きな気持ちを持つ自分でありたい…


だが、日頃の父の態度を理解する事が出来ない私の口からは
どうしても優しい言葉が出てこない。

父の気持ちを理解出来ていたら…

きっと私は
こうしてブログを書いていないのだろう。