2016年4月14日に熊本は地震によって甚大な被害を被った。

その半年後くらいに、仕事で熊本の益城から宇土の方へ車で行った時のこと。

 

益城を中心に街はまだ、あちこちに大きな傷を残したままで家々はブルーシートの包帯を巻いて痛々しく、歪んだ道路や傾いた建物がダメージを物語っていた。

想像するまでもなく、そこに暮らす人達の心労が分かるようだった。

 

 

宇土のコンビニには募金箱が置いてあった。

「東日本大震災の募金」箱だった。

 

なぜだか、かなりの額が入っていた。

 

 

熊本への移住を決めたきっかけのひとつだ。

 

 

 

先日、人吉の温泉へと行ってきた。

 

人吉は2020年に、未曽有の豪雨災害によって壊滅的な被害を受けた。

その爪痕は、2年経った今でもまだくっきりと残ったままだった。

ニュースとかではもうやっていないけど、復興はまだまだ途上なのがよくわかるし、復興をあきらめた人達もたくさんいるのだ。

仮設店舗の居酒屋で話を聞いたが、やはりまだまだ大変なようだ。

 

 

コンビニにはやっぱり、結構な額の入った募金箱があった。

 

 

 

ウクライナ難民支援の募金箱だった。