新しい元号が発表されて、

いよいよ時代の交代が秒読みになってきました。

それで 母のことを考えていました。

母は戸籍では 昭和2年の1月生まれということになっているのですが、

実は 本当の誕生は12月29日です。

奇しくも一週間しかなかったという、あの昭和元年であります。

昔の人は出生の日にちをずらして届けるなんてよくあったらしいですが、

母の場合も、年末よりも年始が縁起がいいだの、

干支が丙トラは女の子には良くないだの、

役場自体が閉まっていただのって、 いろいろあったんでしょうね。

何はともあれ、彼女は昭和、平成、そして令和と三つの時代を駆け抜けたのか…

と思ったら、待てよ。

おばあちゃんのお腹には その前からいたんだから、

結局、大正、昭和、平成、令和の四つの時代を生きたんだ、彼女は !

と考えたら、改めて すごっ と思いました。

 

 

     ダイヤグリーン

 

 

最近の母。

ボケの具合、物忘れの具合、

やはりどんどん進化していってます。

爆発、脅し、、、みたいなのは相変わらずですが、

ただし前みたいに激しいのは少なくなっているのかもデス。

ある時期から私も決めましたし。

もしまた 夜中にでも「出てってやる」とか始まったとしても

そうなったらそうなった。

私にはそれを止めることはできない。

それで 警察沙汰や病院送りになったとしても

それは彼女の人生だから、って。

それに、先秋の私の入院や 一月の事件なんかを経て、

母の攻撃性が前より弱くなってるのかもしれんデス。

まあ すべて忘れてるかもしれませんけど。

 

体の不具合は相変わらずです。

変形性関節症、足のつり、背中の痛み、歯の故障、、、など

始終医者にも連れ回しますが、

まだ一人でトイレに行ってくれるので それは救われてます。

嚥下能力のせいか、

始終喉に何かがからんで せき込むことが多いので

最近新しいアイデアを考えました。

ネットでみつけた 口腔体操というもの。

普段 きちんと声も出さないし、好きだった歌も歌えなくなった母です。

だから YOUTUBEのその体操をやるのです。

毎朝、3男のところへ行くのに、車の中にタブレット持ち込んで、

大声で歌うのです。

コレは絶対にいいです。

腹膜も刺激して 喉も使います。

母をガイドするために

自分も一緒に歌います。

自分にもいいです。( ;∀;)

 

 

 ⒸD

 

 

 

長さよりもどう生きたか。

言いますよね。

3男は18年しか生きなかったけれど、

それだけ『濃い時間』を過ごしたんだろうか。

それはそうなんだと思う。

それに あんなに愛をふりまいて

あんなに幸福をくれて

あんなに私を魅了して逝ってしまったのだから、

濃度としたら スゴイわけなんです。

それでも母を前にすると、その『長さよりも』の部分が薄れてくるんです。

3男の5倍も生きてるんですよ。

1世紀近くも。

弱ってきているとはいえ、忘れていなければ

まだまだ生きることを 諦めてはないです。

良いも悪いも 母はすごい人です。