
先日彫り上がったのは、腕いっぱいの大きなカラス。
鳳凰やツバメに比べると、メジャーなタトゥーモチーフではありませんが、
なかなか個性的に仕上がりましたよ。

ネコとクモの巣&文字、薔薇は自分が彫ったものではありませんが、
スキマを埋めながら、腕一本仕上げたいとのことでしたので、
昨年の夏に死神スカルを仕上げ、さらに年末から数回通っていただき、
まずは肩の手前まで無事完成☆

カラスって不吉なイメージが先行しがちですけど、
鳥類で最も知能が発達していることで知られていますね。
復活、神の使者、特別な才能、知性...。
そんなキーワードがカラスには隠されています。
JFA(日本サッカー協会)のシンボルマークもそういえばカラス。
脚が3本あり、八咫烏(ヤタガラス) と言うそうです。
神武天皇が東征の時に熊野から大和に入る吉野の山中で、
一行が道に迷い、神の使いである三本脚のカラスが
大和国まで道案内をしたとか(wiki)。。。
決して悪いイメージの鳥ではないのですね。
カラスは漆黒の鳥なので、カラーで彫ると色合いに若干の物足りなさを
感じるのですが、紫を羽先に使って艶っぽさを出してみました。
黒い分、他のアイテムが映えるしね。
両翼は前回、胴と頭は今回。
「よくみると黒だけじゃないね、あ~紫のグラデーションになってんだ」と、
見る人に言わせたい(笑)
彫った本人も嬉しいじゃないですか♪
彫師の勝手なこだわりです(_ _)
スカルも好きだけど、鳥も実は好き。。。
自分の得意なタッチで彫らせていただき、ありがたかったなぁ

Tさん、お疲れ様でした!
3月も残すところ、あと一週間ですね。
横浜スタジオ、町田スタジオ、共に若干の空きがございますので、
お急ぎの方はお早めにお問い合わせお願いいたします(_ _)
当日施術も時間の許す限り、対応させていただきます!
では
