
彫師になりたいと思っている方、
その動機ってなんでしょうか?
絵が得意だから,,,純粋に刺青が好きだから,,,?
カッコいいから,,,儲かりそうだから,,,?
人によって、さらには年齢によっても考え方は様々だけど、
2回に分けて、そのへんを
ざっくばらんにお話ししてみようかと思います。
彫師は絵が得意か?
絵が得意で上手いというのは、もちろんそれに越したことはないのですが、
スタート時点の絶対条件でもない。
絵というのは練習してゆけば必ず上手くなるもので、
努力次第でレベルアップするものと自分は考えています。
彫師の場合、自分の描きたいものを描く芸術家ではなく、
人のために描き、彫る仕事ですから、
純粋に絵を描くのが得意なだけでは成り立ちません。
それよりも色彩感覚や構図などのバランス感覚、絵の完成度を
客観的に見るということが難しい。

正解のない世界ですから。
これは生まれ持った運動神経みたいなもので、
自分はこれをセンスというのだと思います。
絵心のない方だって、直感的に上手い下手って感じますよね。
「人がどう思おうと自分はうまく描けたぜ」じゃぁ、
プロとしてお客さんから信頼を得ることはできません。
『思った以上の出来ですね』と言われなければならない、
むしろ職人的な仕事と言えるかと思います。
これは体感的なことでもありますんで、
実際に彫師の仕事をしてみないと理解しにくいかもしれません。
まずは素直に描くのが好き。
それでスタートして良いと自分は思います(_ _)
刺青が好きか?
これは言うまでもありませんが、
好きじゃないと続けてゆくことはできませんね☆
ただ、お客さんの目線と彫師の目線はまったく違います。
海外旅行が好きイコール=ツアーコンダクターができる
というワケじゃない

笑顔や責任感、誠実さ、いざという時の判断力、
相手の気持ちを思いやるための感受性,,,。
どんな仕事でもそうですが、好きなだけじゃつとまらないです。
辛いコト、難しいコトのほうが断然多い。
だからこそ良い作品が彫れた時の達成感、
喜んでもらえた時の充実感が感じられるのかなと思います。
一生消えないものを彫るために身をあずけるわけですからね、
その一挙手一頭足、さらに彫師としてのモチベーションは
想像以上にお客さんに伝わります。
これを甘く考えていると必ずしっぺ返しをくらいます(笑)
つまりリアルに仕事量に比例する。。。
人は決して戻ってきません。
刺青が好き。さらに人の喜びを自分の喜びにできる。
まずはそんな人が向いているのかなと思ったりします。

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タトゥー作品ブログを楽しみにされている方には、
ややお固い内容になってしまい恐縮です(_ _)
次回のテーマは彫師はカッコいい,,,?儲かる,,,?
来週のブログへと続きます
