タトゥーの色褪せ、経年変化。。。 | ストローカータトゥー横浜の舞台裏

ストローカータトゥー横浜の舞台裏

毎日更新中☆彫師たちがつづるTattooタトゥースタジオ日々ブログ

KANですドクロ

「タトゥーは年数が経つと色褪せする...」

「何年か経ったら色を入れ直さなければいけない...」

そう思っている方もいらっしゃるようです。

実際どうなのでしょうか???

今日はそのへんを謎解いてみたいと思いますので、お付き合い下さい(_ _)



【1】まずは薔薇と葉。。。

こちらは2007年1月の施術直後の画像です。(※蝶は数週間経っています)

$ストローカータトゥーの舞台裏

↓今年2011年10月の画像が下です。

$ストローカータトゥーの舞台裏
約4年半経過ですね。

筋彫りもカラーで彫っていますので、

淡く女性らしい仕上がりになっていますが、これは狙い通りです。

色の感じを参考にしていただければ☆と思います。



【2】続いてもう少し長い年月が経った例を。。。

施術直後の画像はあいにく無いのですが、

筋彫りは10年、色は8年ほど経っています。

$ストローカータトゥーの舞台裏
黄色など淡い色は年数と共に薄くなりやすいのですが、

キチンと残っていますね。筋彫りのラインも太くなり、

肌に馴染んだ、なんともいえない年季の入り方がいいです☆



【3】こちらの王冠リングはちょうど6年。

彫ったのは2004年4月。
$ストローカータトゥーの舞台裏

↓2010年4月撮影
$ストローカータトゥーの舞台裏
他店で彫ったハート・スペード・ダイス等の色のグラデーションを

タッチアップさせていただいた時に撮った画像です。

綺麗に残っていますね☆

結論パー

タトゥーは年数が経ち、肌に馴染んだ感じは出るものの、

色が無くなったりすることはありません。

ただし、タトゥーが治ってゆく過程において、

かさぶたが無理に取れてしまったりすると、色は残らないこともある。

例えば、こちらの虎。

$ストローカータトゥーの舞台裏
今年5月に彫らせていただいたものですが、

黒いトラ柄の一部が薄くなっているの、わかります?

$ストローカータトゥーの舞台裏
尻尾の先のほうと、お尻のあたりの黒が少しだけ飛んでますね。

このケースは経年変化で色が無くなったのとは違います。

傷が直りきらないうちに、かさぶたを引っ掛けたりしまうと、こうなります。

タトゥーを彫ったからといって、かさぶたが残っている1週間、

みなさん社会人ですから、腕を動かさず!仕事もせず!

アフターケアに専念する,,,というわけにはいきませんよね(笑)

ご心配なく!彫師的に想定内ですキラキラ

このような場合、突き直し(タッチアップ)といって

チョチョイと色入れすることで綺麗に戻すことができますグッド!

「色飛びもタトゥーの味というモンだよ」という方もおりますし、

「ちょっとの色抜けも気になるのよ」という方も。。。

ちょうど今月はタトゥー復活月間>>詳細ブログ

ストローカーで彫ったタトゥーは、何年経ったものでも

無料でお直しさせていただきます。これは年中受け付けております(_ _)。

「他店で彫ったんだけど、直せないの?」

はい、OKです。11月は30分5,000円で承ります(_ _)。




いかがだったでしょうか?

タトゥーの色褪せ、経年変化。。。

彫りたては綺麗で当然。年数が経った時に綺麗であるように、

彫師は日々創意工夫をしています。

一生モノのタトゥーを企て中の方も、

ぜひ参考にしていただければ幸いです☆